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竜との舞踏 中 氷と炎の歌5

誰もが、世界を滅ぼそうなどとは考えていない。世界を救おうと思う者、世界が滅ぶことはないと信じる者。それぞれの立場で、自分の理想と正義をなそうとしているだけ。
子どもの安全としあわせをなによりも望む者。今の境遇よりも非道くならないことを願う者。迫り来る脅威の盾にならなければと思う者。すべてのものが、自分の欲望といろいろなしがらみに捕らわれている。

そして、世界はそれとは別の原理で動いている。

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少年ノート8

「少年ノート」ラスト。
いい終わりでした。

ものすごく良質で、でも普通の終わり方。あっさりしすぎていると感じるところもあります。もっと、語って欲しいとも思う。

でもそれは、このお話が、全部問題が解決して終わりになるのではなくて、これからも、波のようにいろいろなことがよせてはかえして続いていくことの表れなのだと思います。
なにひとつ、終わることなく続いていく。

人生のように。また、歴史のように。

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ハイスコアガール6

5巻の後、いろいろあって、連載が止まってしまっていたりした「ハイスコアガール」の物語も、とうとう連載ラストまでいったようです。
無事にアニメ化もされて、SNKがスポンサーになっているのを見たりすると、本当にあの騒動はなんだったのかと……。ホンマに、あの時期だけ、めちゃくちゃ巡り合わせが悪かったとしか……。

それはさておき。
アニメ版の「ハイスコアガール」は、凄い良かったですねぇ。特に、ラスト近くのハルオが晶ちゃんを見つけるところ。声をかけられてフードをかぶる晶ちゃんという一連の動きは、原作の行間を読み取った凄い演出でした。あと、小春ちゃんの告白で物語がシメになったのも。あそこまで、いって欲しかったのです。

ということで、わたしのなかの「ハイスコアガール」熱が、再び盛り上がってきまして、6巻目です。

テレビみて、あらためて思ったのですが。なんとなくは、気づいていたんですが。小春ちゃんの勝ち目なささに。そして多分、ソノ勝ち目なささに、自分でも気づいていることに。なんとも健気だ。
そして、いよいよの対戦内容が、「ヴァンパイアハンター」のダイアグラムすら無視するフォボスの小足からの即死コンボって!!熱すぎ。

そして、ハルオと「ときメモ」。
思春期が来た(笑)

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一の食卓5

幕末編からの明治編へ。
いやぁ、幕末編かき出すと、面白くなってもどってこれないのではないかと心配していましたが、いいバランスです。

でも、過去編、おもしろいわ。お常さんがいい味出しています。そして、お互いに認められていないと思う兄弟の葛藤。

明治編は、女子へ偏見がテーマな感じ。

真面目に生きてりゃ、人間の半分は敵になる。
それでも、強力な味方もまわりに集まってくると信じたいですね。

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てんで性悪キューピッド2

なんか、最後、「気まぐれオレンジロード」になって終わったという印象。
うーん、あの時代の空気なのかなぁ。どっちが先かはわからないですが。「気まぐれ」の方が先かな。

そして、題名のことを考えていて、「性悪」でも、「キューピット」でもねぇなあとか思って、ハッとした。もしかして、「てんで性悪キューピット」って、ジヴァのこと??
そういう伏線?

冨樫ならやりかねんなぁ。

黒歴史?いや、普通に面白いと思うけど。