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今昔物語 下 マンガ日本の古典9

水木版「今昔物語」完結編。
まあ、短編なので、完結といってもどこで終わってもいいし、多分、全部はかかれていない。この物語のチョイスも、水木流なのかなぁと想像したりするのも、楽しいかも。

なんか、全体的に非道い話でもほのぼのという雰囲気になっているような気がするのが、この国のリズムなのかなぁと思ったりします。
ゆるく、生きやすいののがいいなぁ。

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SFまで10000光年

水玉さん、亡くなっていたってしらなかったです。
この絵、好きだったんですねぇ。

この方の文章や絵って、時事ネタが多いという事もあって、あんまり本にまとまってこなかったのですが、これ、その時代の空気とかをしっかりと写し取っているので、価値のある1冊だと思います。

しかし楽しさと共に、こうとして生きられないという叫びみたいなのもあるよねぇ。

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あの日の青空 海街diary7

前巻を読んでから4年もたっているのかぁ。
コミック自体は、2年前に出ているので、わたしの怠惰ですが。

その間に、映画化なんかもあったです。映画、良かった記憶はあるけど、あんまり残ってはないかなぁ。大事につくってもらっていたけれど、無難な感じだったかも。

リアルな子どもの成長は、ものすごく早くて、じつはこれぐらいのスピードで成長していってくれたり、変化していってくれたりした方が、今のわたしにはあっている気がしたりもしています。
それでも、確実に変化していく。一番安定しているかと思っていたチカちゃんが…。

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終末のグレイト・ゲーム ブックマン秘史3

最終巻。
どうなったのかというと、イマイチわからないという(笑)

うーん、自分の教養が足りないことを棚に上げて言うと、いろんなキャラクターを借りてきているけれど、この作者、けっこうそれぞれのキャラへの思い入れは少ないのかも。そのあたりが、乗り切れないところかなぁ。
全部、システムのためにキャラクターがあったみたいな結論に感じました。

まあ、それがSFっちゃあ、そうなのかもしれないれど。

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てんで性悪キューピッド1

なかなか、伝統的な一作です。
現代ラブコメの源流になったというのは、ちょっと言い過ぎな気がします。この手の異界から女の子がくる話って、けっこう昔からあるよねぇ。

絵が、今よりも下手なんだけれど、これはこれで、魅力があったりします。ストーリーともに。