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多重人格探偵サイコ25

サイコ完結。
ちゃんと、ラストまでいってひとまずよかった。
でも、ルーシーがなんで人類にとって、重要人物なのかというのは、ちょっとわからないです。感情共鳴で集団自殺はすごいかもしれないけれど、それ、洗脳の研究とそんなに変わらない気がします。

「デビルマン」と同じで、人というのは形ではなくて心で、伸二や弖虎は人間になったけど、学窓は欲望に溺れて人間になれませんでした。なら、落としどころとして落ち着きはいいけれど、学窓の欲望も人間そのものという感じでかかれていたかも。

うーん、原罪のない人はいないということかなぁ。

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ロトの紋章5 完全版 ドラゴンクエスト列伝

多分、こりより先に、たがみ よしひさ「私立北鳳高校K.I.E」があったはず。あまりにも早過ぎる天才。見る目そのものも、その作品も。

そして、「ドラクエ」。
それまでの藤原 カムイのマンガの傾向と変わったので、無理矢理かかされていたのだとずっと思っていましたが、「あとがき」を読むと、決してそんなことはなかったみたいです。
こういうストレートな資質も、藤原 カムイの中にはあったんだとビックリ。

ひねくれたアダルトな作品も、読みたいなぁ。

とりあえず、「チョコレートパニック」が読みたいです。

と思って、調べたら、うぉ、今、「チョコパニ」って、Kindleで読めるのね。
でもあれは、あのチョコレートな形の本が良いんだけれど……。

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晴れた朝に笑って パトロール伝説14

結局、苦労を背負い込む小角。
でも、なんというか、物語が動き出した感が強くて、めちゃくちゃおもしろいんですけど。

今まで、パト伝は、ドキドキしながらもちょっと冷めた目でみていたところもあったのですが、ここに来て、先を知りたくて知りたくてという感じになっているわたしです。
これが、同人誌に手を出している人しか読めないというのは、いかんことだと思います。

晴れた朝に笑って
パトロール伝説(14)

山田 ミネコ

あとりえだば
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探偵小説四十年 上 江戸川乱歩全集28

さて、いよいよ、江戸川乱歩全集もこの「探偵小説四十年」の上下巻をもって終了です。
2018年中は無理でも、2019年には読み終えられそうです。

どんな知識でも、知識があるっておもしろいって事だなぁと思います。わたしが、オタクに憧れるのも、そういうおもしろさです。
むかし、植物博士と呼ばれる人と、山を一緒にあるいたことがあります。その人が、ものすごくいろんなことを説明してくれて、見えている世界が、まったくわたしの何倍もあることに気づかされたことがあります。そして、その人が見えている世界を教えてもらうだけで、自分の視野も広がってめちゃくちゃ楽しい。
もちろん、その広がった視野は、その人がいなくなったら、あったいう間に元に戻っちゃうのですが、それでも、その話を聞いている時間というのは、やっぱりいいものです。

で、この本。
江戸川 乱歩が、日本のミステリーの歴史について話しているんだから、もう、おもしろいに決まっています。
本当に、今も生きていて、栗本 薫や、京極 夏彦のことをどんな風に語ったかとか、聞きたいです。

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範馬刃牙11

今、混沌大戦と打とうとしたら、間違って、コント大戦って出てきました。
まあ、どっちでもいいのかも(爆)

えーと、ピクルを巡って、格闘家たちが大集合。
でも、このときに、コントかって思えるほど鮮明な、それぞれの登場の仕方を考えられるのが、板垣 恵介の天才だと思っています。
話は、1巻かかって、勇次郎が1発パンチをいれただけだけど。そこが、凄いんだよ。