少年ノート3
繊細でうるというのは、辛いかことだなぁと思います。
まあ、年取ってそういうことからは、だんだんと離れてきて、楽になってきて。その分、今までなら感じられたりわかったことが、わからなくなったりしています。
繊細さを持ったまま、強くというのは、贅沢な話なのかなぁ。
再読です。
前に読んだのは、2009年。10年もたっていないです。そして、おもしろかった印象が残っているからこその再読なのですが、
「えっ、こんな話だったっけ?」
大体、もしかしたら記憶というのは新しいものから腐っていってるのかもしれません
途中、映画も見た気がするのですが。登場人物なんか、もう、ピーター・レイクとベウヘァリーと、ベヴァリーのパパしか覚えてないです。そしてもしかすると、ベヴァリーのパパのイメージは映画で覚えているだけかも。
いきなり第1部で、2人ともがあんなことになって、えっ、この先なんてあったっけ?とか思いながら読みました。
今なら、何を読み返しても、何を見ても、新鮮な気持ちで読めるかも。
マジックリアリズムについては、ちょっと話を聞いたりして、昔よりは受け入れられるようになった気がします。それはただ、そういうものだと受け入れろということだと。