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夕凪の街 桜の国

戦後の広島のお話。
まあ、絵柄が醸し出す物もあるせいだとは思いますが、どこか、すずさんを思わせる人たちです。

さりげない日常の中に、フッと絶望は入り込む。
多分、それが戦争。いや、それは戦争だけに限らないことなのかもしれません。

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奇子2 手塚治虫文庫全集

あれ、こんな話だったっけ?
というのが、正直なところ。

おばあさんだけが残っても、天外の家に未来はないだろうと思うのだが、それでも「家」が大事なのかねぇ。そういう時代だったんだとしか、今の僕らにはわからない。

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マルドゥック・スクランブル1

「聲の形」の大今 良時と、冲方 丁ですよ。面白くないわけがない。
ということで、Kindleで安売りしているときに、購入しました。

予想通りの面白さです。

そして、パロットもいいし、ウフコックもいいです。

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地球樹の女神6 最終版

御子神先生がいなくなって、妻木先生がクローズアップされる意味が、まったくわからない6巻目。もしかしたら、この世界には、いろんなもののフェイクが紛れ込んでいるのかも。
だいたい、妻木先生って、前巻で急に出てきた印象があるのですが、そうでもなかったのかな(なんせ、読むのに間があきすぎでわからないという)。この人も、フェイクっぽい。

誰が味方で、誰が敵なのか。
それすらもわからない中ですが、不思議とあんまりギスギスした感じがないところがよいなぁと思います。

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風雲児たち15

あまりにも非道い、蛮社の獄の顛末。
これこそ、歴史に学ぶべき事なのかもしれない。

なんとなくほど恐ろしいものはないのかも。