過ぎた事 選ばんかった道

この世界の片隅で 中

映画版の方が、まとまっていて見やすいのですが、コミックス版は仕掛けがいっぱいで面白いです。第20回のコマ割りとか、第23回のカルタとか。
というか、このコミックス版の仕掛けをよくぞまあ、あの映画版の形に読み替えたなぁと思います。

2巻目は、映画ではバッサリと切られたリンさんのエピソードです。
水原さんの話とリンさんの話があって、まぁ、割り切れなさのバランスがとってあると思うのですが、まあしかたないかなぁ。なんかでも、噂によると、もう少し付け足した映画も作られるかもしれないということで、楽しみにしておこう。
特にこの巻ラストの花見のエピソードは、映画でも見てみたいです。
やっぱり、映画になって音が入ったときに、それぞれのもつしゃべり方が、すっと入ってくるところは素敵だなあと思います。もちろん、マンガの中でもその感じは伝わるようにかかれてはいるんですけどね。それでも、あぁ、こういうしゃべり方をするんだというのは、凄い力です。

のんのしゃべり方はもちろんなんですが、わたしは、おねえさんのしゃべり方も好きですねぇ。

「ほんでわたしのかね!!」

とかね。これは、映画でもあったかな。かなり記憶が怪しくなっていますが(笑)今のわたしには、あの声としゃべり方で、再生されます。
映画が、どこかを削らなければならないとなったときに、おねえさんとすずさんに焦点をあててかいたのは、すごく正しいと思います。