最遊記RELOAD5 文庫版
これで、「RELOAD」が完結かな。
あとは、「最遊記RELORD BLAST」に。これは、まだ完結していないようだし、文庫になるのまでは遠いかな。
前回ラストは、敵の巨大さを知った感じ。今回ラストは、烏哭に一矢報いたといって良いのかな。まだまだ、差は見せつけられた形ではあるけれど。
でも、ここで終わっていてもなんにも悔いはなさそうな、なんか男前な潔さをいつも感じるマンガです。
いや、いい題なんですけどね。
内容はねぇ。
この人、あまりにも自分が賢すぎて、多分、他の人間も全部自分と同じ様になんでも出来ちゃうと思っている感じが、ものすごくする。
子どもに知識なんか教えてはいけない。考えさせるんだ~。わたしは、子どもの頃に、考えてこんなことがわかった。それはね~(知識の羅列)という話の流れは何というか……。
うん、多分、この人自身は、学校無くても良かったかもしれないし、それが真実かもしれない。でも、とても多数の人間にとっては、多分、それ正解ではないから。
だいたい、この手の話をする人って、文化ってものをどう考えているだろうかとものすごく不思議に思います。今までの先人が考えてきた上にいろいろなものを積み重ねたからこそ今がある。1人の考えではわからないことでも、積み上げて考えられたからこそ、今がある。
わたしは、そう思います。
この人が言うようなのが、21世紀型学力だというのなら、多分、今以上に格差のあるひどい世界になっていくと思います。
この本の素敵な効果があるとしたら、読んだ人間に、毎度おなじみの学校不信を植え付けることかなぁ。そうすると、読んだ人は、自分の子どもの育ち方や学力の問題を、学校にせいに出来て、自分のことは反省しなくても良くなるので、ちょっと楽になるかもね。
久しぶりに、教育関係でひどい本を読んだ。