クアナの宴2 Pシリーズ4
あれ、めっちゃ途中やん。
そうやったっけ?
でも、2巻から後ってないんだよねぇ。同人誌で完結しているのかな?
この同人誌部分とかをなんとか、電子書籍にすることができたら、いいのになぁと思うのですが。
うーん、この構成だと、後を買い続けるのか迷う。でも、買わないと続きが出ないという問題もあったりするので、読者には難しいところです。
萩尾 望都がエッセイだか、対談だかで語っていたことで、
「あらゆる層、出来るだけいろいろな層の人に伝わるようにかいている」
という言葉があるのですが、それが、より明確に、具体的に、「赤毛のアン」のところで語られていて、物語を作って人に伝えるということは、どういうことなのか、ものすごく勉強になります。
リアルであることと、リアルに感じることの違いみたいなことで、文化が違えば、リアルに感じることは変化してくる。そして、人はリアルであることよりもリアルに感じることの方が、より心情をのせて深く考えられたり、受け止めたりする。
そのために、リアルではない芝居をもっていくというのは、物語としてとても正しいのだなぁというような話です。
(↑ まあ、わたしの解釈なので、ちょっと違うかも)
真面目に、誠実に、物語に向き合っているということがわかります。
「スパイダーマン ブルー」に続いてのこっちは、大本、元祖の「ステイシーの悲劇」です。
もしかして、これ訳されるのは、初めてかな?有名なエピソードなので、「マーベルX」かなにかで読んだような気もするけれど、それは、本当に読んだ気になっていただけかも。
衝撃的だったのは、作家がグウェンのことをあんまり好きでないとかいてることですねぇ。だから、死んだ的な。
わたしが、グウェン派なのは、やっぱり、「マーベルズ」の印象が強いからのようです。そして、そんな人がいっぱいいるともかいてあって、それも納得。
スパイダーマンって、どこか身近な分だけ、痛みも身に迫るところがあると思います。完璧な人間ではなくて、MJに八つ当たりするところとかも、リアルだなぁと思います。