パティスリーMON 完結編
全10巻の後に、「完結編」ってなんだよ~という感じはないこともないです(笑)
最近、きらのかく話って、この頃の話とは、この頃の話とはちょっと違った方向にいってもいますので。
でもまあ、今まで通りの「MON」でしたねぇ。
うーん、可もなく不可もなくかな。
語る語る。
多分、栗本 薫にとって、SF(ファンタジーとかを含めない狭い意味のSF)の本質は哲学にあるのだろあなぁと感じさせる1冊です。
世界のあり方とその中の自分のあり方。文化と文化のぶつかり合い。そこにある強い感情。
そして、そこから何が生まれてくるのか。
多分、そういうことに興味があるのだと思います。
早川書房
発売日 : 1988-06
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