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ちょっと江戸まで3

あんまり、お話の動かないのんびりした感じがこのマンガの良いところかなぁ。
でも、表面上は、ほのぼのしていても、裏にかなりハードな話があるところが魅力です。多分、ミッシェルは、その裏をかなりわかっている感じですよねぇ。
もしかすると彼は、天然ではなくて仮面を被っているのかもしれません。

その仮面がはがれるとき、一気に物語が動きだす?
津田 雅美がこのお話をどこに持って行こうとしているのか予想がつかないところが凄い。

全6巻のマンガなので、ここで、ちょうど折り返しですね。

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はげたかの餌食

5人でできる王道のゲームを今までやったことなかったということで、「はげたかの餌食」です。
まずは、説明プレイ。

自分のカードは15枚。全員、同じ「1」~「15」までのカードを持っています。

「このカードは、お金みたいなものです。これで、得点のカードを買っていきます。」

得点のカードも、15枚。得点のカードは、「-5点」~「10点」までのカードがあります。
得点カードは、みんなの真ん中に裏向けの山として置かれています。
それを1枚ペラッとめくります。

「『7点』のカードが出ました。みんな、このカードにいくら出す?
 1番大きな数字のカードを出した人が、このカードを貰えます。」

練習なので、選ぶカードは適当でいいよ。
みんな選んだら、オープンします。

「1番大きなカードを出した人が貰えます。でも、もし1番大きな数のカードを出した人が2人以上いた場合は、2番目に大きな数のカードを出した人が、それも被った場合は3番目に数の大きなカードが、『7点』のカードを貰えます。」

大事なところは、ここから、

「使ったカードは、もう使えません。カードを貰えなかったとしても、もう使えなくなります。使ったカードは、横によけておいて下さい。
 もらったカードも、混ぜちゃダメです」

特に、使ったカードはもう使えないというところはプレー中も確認必要です。
次に、マイナス点のカードが出た時です。

「マイナス点の場合は、1番小さい数の人がもらいます」

どっちにしろ、大きな数字を出さないといけないのですが、ここは初めてだとちょっと分かりづらいかもしれません。

これは、おもしろかったようで、4回続けて遊ばれていました。

1回戦目は、最後なぜか手札を2枚もっていたアミーゴちゃんが1位、16点。2位みな蔵さん、13点。3位りん、10点。4位ポッドちゃん、2点。5位のでこねぇさんは、まさかの-1点でした。

2回戦目。1位みな蔵さん、17点。2位でこねぇさん、9点。3位りん、8点。4位アミーゴちゃん、6点。5位ポッドちゃん、0点。
安定の大人が上位な場。

3回戦目。1位アミーゴちゃん、17点。2位みな蔵さん、16点。3位、でこねぇさん5点。4位りん、2点。5位、ポッドちゃん0点。
3回ぐらいやると傾向が出て来ます。必ず、1位か2位をキープしている安定のみな蔵さん。高得点のカードをけっこうおいしく取っていくアミーゴちゃん。そして、マイナスを絶対取りたくないので、マイナスで高得点カードを使って、プラスもマイナスもとれないりんとポットちゃん。割とだれとでも仲良しで、バッティングしているでこねぇさん。

4回戦目。1位みな蔵さん、16点。2位アミーゴちゃん、12点。3位りん、6点。同率4位ポッドちゃん、でこねぇさん、3点。
ここでも、母の貫禄を見せて、みな蔵さんトップでした。最後に大きな札を残すというスタンダードな作戦で、アミーゴちゃん2位。そして、やっぱりカードそのものをほとんど取らないポッドちゃんでした。

アレックス・ランドルフ,Alex Randolph
メビウスゲームズ
発売日 :

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超人ロック 冬の虹2

ロック2巻目。
モノマネで超能力を覚えていくというのは、この初期の時代でも有効な設定であるというのは徹底しているなぁと。
しかも、今回ラーニングした超能力はサイコキネシスです。そういえば、今までロック使ってなかったか?

そして、この時代ですでに凄腕で、記憶が曖昧って……。

ストーリー自体は、あんまり前に進んだ感じはしないです。

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ペアペア連想ゲーム

次は、全員で遊ぼうということで、「ペアペア連想ゲーム」です。
これは、双子ちゃんのお気に入りのゲームです。
どれぐらいお気に入りかというと、なんとこのゲーム、初めて遊んだ後、双子が自分たちでオリジナルのお題のカードを自作したという。1

初めて遊んだ時は、お題がちょっと難しすぎたのです。実は、お題の中で、1~6までが子どもでもわかりそうなお題だったのですが、そこがわかってなくて、1~10までのお題でプレイしていて、けっこう途中、

「それ、わからないからパス」

ということがけっこう頻発しておりました。それから、推理のかき方と得点の取り方が、なんかよくわかっていなくて、ちょっとグシャグシャしたプレイ感覚になったのですが、それでも、これは、「自分のわかるお題で自作して遊びたい!!」と思うぐらい、強い印象を残していたようです。

ということで、本当は双子の持ってきたオリジナル目お題カードで遊びたいところですが、「?」カードがないので、今回は、日本語版のお題カードを使っての「ペアペア連想ゲーム」です。

「ペアペア連想ゲーム」は、プレーヤー同士の誰と誰がペアになっているかを推理するゲームです。
4人以上で遊べるパーティゲームです。多分、人数が多い方が楽しいと思います。

まずは、お題のカードが1枚ずつみんなに配られます。5人でプレーする場合は、5枚。この5枚のカードですが、実は、4枚のお題カードは、2枚1組で同じ内容になっています。残りの1枚は「?」カードになります。
この時点で、ランダムで、ペアが2組とあまりの1人が決まります。
この誰と誰がペアになっているのかを当てて、得点を取っていきます。

お題のカードには、いろいろな言葉が10個かいてあります。サイコロを振って、出た目にかかれた言葉が、今回のお題になります。

お題を確認したら、手番のプレーヤーから、そのお題から連想する言葉をヒントとして発表していきます。
例えば、「雨」というお題だったら、「かさ」とかいう感じですね。
でも、「?」カードをわたされた人は、お題そのものがないので、言いようがないわけです。そんな場合は、人の言った言葉から、適当な言葉をでっち上げて言うわけです。

こうやって、全員のヒントの発表が終わったら、第1ヒントを聞いてのペアの予想を書きます。
1番最初にやった時は、ここで、2組全部のペアを予想して書くのかなぁとか思って、

「書く場所ない~。どうやって書くんだ、この解答用紙」

とか思っていたのですが、実はここでは、1組だけ書けばいいのです。

全員が、1回目の解答を書いたら、2回目のヒントタイムに移ります。
1回目とはまた別のヒントを出します。

全員ヒントを出し終えたら、2回目の解答タイムです。

またまた、誰と誰とがペアになっているかを予想して、1組だけを解答用紙に書き込みます。
2回目の解答がかけたら、答え合わせをして、得点を獲得します。

ここも最初は、今ひとつ得点の方法の意味がわからなかったのですが、今回やっと理解してちゃんとやれました(多分)。

全員のお題カードをオープンにして、ペアを確認します。
例えば、今回のメンバーで、「りんとでこねぇさん」、「ポッドちゃんとアミーゴちゃん」がペアで、みな蔵さんがあまりだったとします。
まず、「りんとでこねぇ」がペアだと書いたプレーヤーに手を上げてもらいます。これは、1回目に書こうと2回目に書こうと関係なし。なんせ、「りんとでこねぇ」と書いたプレーヤー全員に手を上げてもらいます。ここで、りんとでこねぇの両方が手をあげていた場合、その2人は5点をチップで銀行からもらいます。もし、片方しか上げていない場合は、点数がもらえません。そして、本人でない(りんでも、でこねぇでもない)のに「りんとでこねぇ」と書いたプレーヤーは、りんとでこねぇさんから、それぞれチップを1点ずつもらいます。
次に、「ポッドとアミーゴ」がペアだと書いたプレーヤーに手を上げてもらいます。これも、1回目に書こうと2回目にかこうと関係なし。「ポッドとアミーゴ」と書いたプレーヤー全員に手を上げてもらいます。ここで、ポッドちゃんとアミーゴちゃんの両方が手を上げていた場合、その2人は5点をチップ銀行からもらいます。もちろん、片方しか上げていない場合は、得点がもらえません。そして、本人でない(ポッドちゃんでも、アミーゴちゃんでもない)のに「ポッドとアミーゴ」と書いたプレーヤーは、ポッドちゃんとアミーゴちゃんから、それぞれチップを1点ずつもらいます。
最後に、間違って「みな蔵と誰か」と書いたプレーヤーは、みな蔵さん1点チップを払います。

つまり、自分とペアになるプレーヤーを見つけると5点で1番得点が大きくなります。でも、これは、自分のペアも、1回目か2回目の解答のどちらかに必ず書いていないとまったく得点になりません。
そして、自分とペアをペア以外のプレーヤーに当てられると、1点奪われてしまいます。
「?」カードをもらった人は、自分が誰かとペアだと、他のプレーヤーを騙すと、1点を奪うことができます。

だから、お題カードが回ってきたら、できる限りペアにだけにわかるような言葉を考えてヒントにしないといけません。
また、「?」が回ってきたら、できる限り、それらしいことを言って混乱させたいわけです。

答え合わせをして、得点を計算したら、スタートプーレーヤーが移動して、次のゲームへ。だれかが25点を取るまで続けます。

まあ、「?」カードをもった人が手番最後だとけっこう情報があるのですが、この人が手番最初だと、何にもないところでなんとでも取れるような適当なことを言わないといけないので、けっこう難しいです。
これ、大人でも、

「えっ??」

ってなります。双子、よくついてきてるなぁと思います。

さて、1つ目のお題が配られて、第1ヒント。

みな蔵さん、ディズニーランド。
ポッドちゃん、ホテル。
アミーゴちゃん、チーズ。
りん、鳥。
でこねぇさん、きいろ。

さて、誰と誰がペアか、わかります?
第2ヒント。

みな蔵さん、ネコ。
ポッドちゃん、スズメ。
アミーゴちゃん、ミッキー。
りん、ドナルドダック。
でこねぇさん、ニワトリ。

こうやって、書いてみるとけっこう難しいですねぇ。
自分の持っているカードは、大きなヒントになります。それがないと、さっぱりわからないかも。
このとき、りんがもっていたカードは、「くちばし」でした。そうすると、第1ヒントの時点で、りんとでこねぇさんのペアは、わかりやすい。
「ディズニーランド」と「チーズ」と「ホテル」。「チーズ」も「ホテル」も、「ディズニーランド」という言葉に、どっちも上手いことひっついている感じがします。
第2ヒントを見てみると、まあ、りんとでこねぇさんペアの方は、「ドナルドダック」と「ニワトリ」で、他に「くちばし」から連想されるようなことはないので確実そうです。残りは、「ネコ」、「ミッキー」、「すずめ」。
それぞれ、第1ヒントと第2ヒントは、

「ディズニーランド」と「ネコ」。by みな蔵さん
「チーズ」と「ミッキー」。by アミーゴちゃん。
「ホテル」と「スズメ」。by ポッドちゃん。

になります。
なんとなく、お題が見えてきた感じですねぇ。

お題は「ネズミ」で、ペアはみな蔵さんとアミーゴちゃんでした。あまりは、ポッドちゃん。

2回戦目。
第1ヒント。

ポッドちゃん、オレンジ。
アミーゴちゃん、雪。
りん、スキー。
でこねぇさん、エレベーター。
みな蔵さん、ワイン。

第2ヒント。

ポッドちゃん、そり。
アミーゴちゃん、冬。
りん、ヒゲ。
でこねぇさん、BF。
みな蔵さん、倉庫。

わたしの持っていたカードは、「そり」です。第1ヒントから、「そり」に関係ありそうな言葉っていえば、もう「雪」しかありませんねぇ。りんとアミーゴちゃんがペア。ここは固い。
第2ヒントのポッドちゃんの「そり」は、凄い答えです。でも、カードに書いた言葉そのものをいうことはないので、まあ絶対にわたしのペアでないことは確実になりました。
でこねぇさんの「BF」っていうのが、ちょっと意味わかりませんが、「そり」、「オレンジ」と「ワイン」、「倉庫」は関係なさそうです。まあ、2年生だから、「オレンジ」で「ワイン」つくるとか考えていないこともなさそうですが。ということで、でこねぇさんとみな蔵さんがペアかなぁ。
お題は、「地下室」で、でこねぇさんとみな蔵さんがペアで正解でした。

「BFって、何だ?ボーイフレンド??」

「地下のことです」

……2年生には、わからないのでは……。

「ヒゲって?」

「ヒゲそりじゃないですか」

……それは、大人には分かりにくかったようです。

あまりは、ポッドちゃん。
しかし、いきなりスタートプレーヤーで、「?」カードもらっているのに、すました顔して、

「オレンジ」

とか言ってるこの子、先が楽しみです(笑)

3回戦目。
第1ヒント。

りん、バット。
でこねぇさん、リズム。
みな蔵さん、教室。
ポッドちゃん、そうじ。
アミーゴちゃん、本。

第2ヒント。

りん、バット。
でこねぇさん、ジャズ。
みな蔵さん、バケツ。
ポッドちゃん、ぞうきん。
アミーゴちゃん、バイオリン。

子どもたちから、

「ジャズってなに?」

という指摘ありました。
わたしのお題カードは「スイング」。このお題も、若干わかりにくいなぁ。子どもたちに当たったら、パスされていたかも。そう考えると、子どもという選択肢は消えます。そのあたり、やっぱり双子の考えたお題カードで遊ぶというのが、正しい気もしますねぇ。みな蔵さんが「教室」で、「教室」とスイングは関係なさそうと言うことで、りんとでこねぇさんがペアっぽい。
「教室」、「本」、「そうじ」は、微妙なラインで、上手く隠れている感じですねぇ(笑)
でも、第2ヒントで、アミーゴちゃん、「バイオリン」と、でこねぇさんの「リズム」、「ジャズ」に合わせてきました。まあでも、でこねぇさんはりんとペアのはずなので……。
お題は「ろうか」で、みな蔵さんとポッドちゃんがペアでした。あまりは、アミーゴちゃん。

4回戦目。
第1ヒント。

でこねぇさん、サンマ。
みな蔵さん、ポケット。
ポッドちゃん、ハンカチ。
アミーゴちゃん、みのむし。
りん、下。

第2ヒント。

でこねぇさん、食欲。
みな蔵さん、ベルト。
ポッドちゃん、うちわ。
アミーゴちゃん、もみじ。
りん、足。

わたしのお題カードは「ズボン」。「ポケット」か、「ハンカチ」は怪しい。まあ、どっちかというと「ハンカチ」かなぁ。
「サンマ」、「みのむし」で、なんとなくもう1つのペアのお題も見えてきそうな感じです。
第2ヒントの「食欲」で、多分、もう1つのお題が「秋」なのかも確実です。
「ズボン」で、りんとみな蔵さんがペア。「秋」で、でこねぇさんとアミーゴちゃんがペアでした。

「えー、みのむしって、どういう意味??」

「いや、みのむしと言えば、秋のものでしょう」

「ええっ!!」

てな会話もありました。
ここで、規定の25点を突破したプレーヤーが出たのでゲーム終了。

1位りん、27点。2位、みな蔵さん、26点。3位アミーゴちゃん、22点。4位ポッドちゃん、20点。5位でこねぇさん、17点。

多分、これ5点が取れない「?」カードをいっぱい引いちゃうと、損な気がします。
今回、4回戦あって、3回ポッドちゃんが「?」マークを引いております。残りの1回はアミーゴちゃん。大人のところには、「?」マークがこなかった。
でも、子どもも、「?」をごまかすのどんどん上手になっています。
わたしは、全問正解でしたが、誰とはいわないけれど、けっこう騙されている人もいましたねぇ(笑)

エリック・ニールセン,Erik Nielsen
アークライト
発売日 : 2012-12-01
  1. 正確には、子どもたちが2人でお題を考えて、それをみな蔵さんがパソコンで作った。でも、「?」カードを作らなかったので、遊べていないという。 []

宇仁田ゆみ,読書うさぎドロップ,ファミリー,マンガ,子ども,宇仁田 ゆみ,時の絆,源氏物語,祥伝社,,FC swing

うさぎドロップ1 新装版

おっきい本の1巻目の表紙を見た時から、けっこう良さそうなマンガだなぁと思っていました。
ただ、独身男性が女の子をひきとって育てる話ということで、なんとなく先が読めるような気もして、その自分の想像した展開というのに今ひとつ納得がいかなかったという謎理由で、今まで購入もせず読まなかった1冊。
その時点で、数巻出ていて、表紙のイラストを見ただけで、その女の子が、けっこうな娘さんに育ってしまうのがわかっていて、余計に、いろいろ勝手な想像が膨らんだというのがあったのです。

うーん。
なんかね、「ファミリー」の最終巻に載っていた「時の絆」みたいな話になるんじゃないかという。

まあ、よくある展開といえば、よくある展開。「源氏物語」。

でも、「ファミリー」を読んでいた時点では、自分が若かったこともあって、あの展開って、すごく感動した覚えがあります。今でも、あの話は好きです。

でもねぇ、年を取ると共に、あの展開にかなり疑問を持つようになってきたんですよ。
うーん、年取ってわたしが純粋でなくなったということもあるのかもしれませんが。

昔はねぇ、大人が子どもに持っている影響力に対して、過小評価していたところがあったのかなぁと思います。
まあもちろん、子どもなんて大人が思っている通りに育つもんじゃねぇという意見があるのもわかるし、それも真実なのですが。
でもねぇ、その子にとって唯一の信じられるかげがえのない大人であって、その大人が子どものモラルの指針ですらあった場合、その人に見捨てられたら世界が終わると子どもが感じている場合、子どもの選択の余地って、ものすごく少ない気がするのです。

もちろん、「ファミリー」に出てきた彼は、そんな展開を思ってもいない人だったんですが、自分が彼と同じだと思っている人間のなかに、でも、自分の欲望に忠実なだけの人間もいることも、なんとなく知っているのです。光源氏は、典型的にそんな人間ですよねぇ。
どうも、最近とみに、人が人を支配してなにかさせるということに、どうしても抵抗があるようです。

てなことを考えて1、読んでなかったのですが、兄貴の本棚にありました。

「これって、源氏物語みたいな話になるんとちゃうの?」

と聞くと、

「血縁関係上、それはないと思うよ」

と言われました。
で、今回、新装版が出たので購入。

うーん。小さい子の心の動きとか、それをフォローする大吉の動きとか、良いわぁ。
これで素敵だなぁと思ったのは、大吉のお母さんとお父さんですね。最初は、当然そういう反応だよなぁというところから、でも、ほっとけるわけもないよなぁというのが、なんというか単純じゃないんだよというのがすごく良くわかります。

まあでも、まだ血縁関係のこととかは、ハッキリしたことはわかっていないので、心配した展開になっていく可能性もあるなぁとも思っていますが。

それでも、凄い良かったです。
あと、大きな本の1巻の表紙に惹かれていましたが、この新装版の1巻の元気なりんちゃんの絵も好きです。

  1. そう言う話かどうかは、まったく知らないまま。 []