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酪農みるく!1

「出たよ」

と聞いて、ワクワクしながら本屋に行ったけど見つからず。
もしかして、すごい売れているのか??とか思っていました。

先日、やっと見つけたと思ったら、新書版の少年誌マンガだったのですね。B6の青年誌サイズのコミックばっかりを探していました。

表紙~を見て、なんか悲しそうな話なのか……。

と思ったけど、農業大学が舞台のコメディでした。おもしろかった。
「銀の匙」に続く、農業系マンガ(笑)獣医大なので、「動物のお医者さん」というのもあったなぁ。

登場人物たちが、みんなメチャクチャかわいいです。
直接的なエッチな描写はまったくなしです。でも、わたしには、これぐらいがいいわと思います。

でも、この2人、こんなふうにつくった作者は、いったいどこにこのお話を着陸させるのかというのは、けっこう、気になっています。
今までの話が全部そうだったので、ハッピーエンドにはなると思うのですが。

あと、角とか馬蹄(牛蹄?)とか、なにげにカワイイ。

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風雲児たち2

薩摩、長州、土佐。
確かに、幕末に爆発する火種が、全部この200年前にまかれています。凄い。
これを歴史の教科書にしたらいいのにと思うぐらいに、凄いです。

1巻では、それでもまだキャラクターは弱いなぁと思っていたのですが、2巻になってどんどん個性が出て来たというか輝いてきました。
秀忠とか、かっこいいです。お気に入りは、薩摩の大きい人です。
そして、薩摩示現流がなぜうまれてきたのかというのも、ここから来たのだという話にシビれました。
これ、知っているのと知らないので、歴史の面白さが全然かわってくる。

そして、「大坂の陣」はかかないといいつつ、物語は、そこに突入していきます。ノリノリ。

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池上彰の「日本の教育」がよくわかる本

要するに、自民党が地方の力をそぐために、地域住民の選挙で選んでいた教育委員という制度を廃止した。
そして、その当然の結果として、教育委員会は機能不全に陥った。
なのに、それは全部、日教組の所為にして、またメチャクチャなことをしようとしている。

本当は、専門的な分析や研究が必要なのに、視聴率がとれてしまう少年犯罪と同じように、誰でもが語れてしまうがゆえに、恰好の人気取り手段として、今も、「教育」は使われ続けている。

そして、今度は「教育」は、首長の人気取りの手段として、狙われていると。

悪いことは一気に来てすべてを押し流してしまうけれど、良いことはコツコツと一歩ずつしか進んでいかない。
そのことを本当に、考えなければならないときのような気がします。

割と今まで、どの陣営の批判もしてこなかった池上さんが、ストレートに自民党批判をしている気がします。そして、それとともに、けっこうテレビから干されているのと思うほど出番が少なくなってきている感じがして、不気味な世の中になってきたなぁと感じます。

今の文部科学大臣……。

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双貌鬼 魔界都市ブルース

二重人格もの。
どうしようもならないもう1人の自分の暴走ということでは、ちょっと「妖魔シリーズ」の1作目に似ているかも。

でも、こっちは2つの人格というのが、主人公、女性側両方にあって、クローズアップされています。

短編よりも派手な展開なのですが、雰囲気は、短編の方がよいかなぁ。

それから、何年かたって、多重人格のブームがあったり、エルザが世界を凍らせるなんてことがあったりと。

時代を先取りした小説です。

コレより先に、「魔王伝」を読んどくべきだったのようです。文庫、出版の順番がメチャクチャやなぁ。

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かくりよものがたり2

新しい仲間登場。
まあ、それでも、アメの寿命をすり減らす基本的なところは解決していないのですが、ちょっと、余裕がもてる感じです。

ワタが復活したエピソードも収録されていて、敵方の姿もなんとなく見えてきました。

「屍鬼」をかききった藤崎 竜がかくのですから、単純に善悪で割り切れない話なんだろうなぁと思います。