1月 湖畔のゲーム会 その2 銀杏の 踏まれ母星の 並木道

銀杏都市 ギンコポリス

銀杏都市
2つ目は、和邇乃児さんが持ち込まれたおすすめゲーム「銀杏都市 ギンコポリス」です。
実は、去年の湖畔のゲーム会の時にも持ってきておられたのですが、遊ぶのは今回初です。
東京で遊ばれたことがあるということで、和邇乃児さんのインストです。

銀杏都市(ギンコポリス)と呼ばれる未来都市をプレーヤー全員で拡張していきながら、そこで陣取りをしていく感じのゲームです。

銀杏都市は、最初は3色3枚ずつの9枚の正方形の都市タイルからできています。それぞれの色には、1~3までの数字が書かれています。これを3×3に並べたものが、最初の都市。都市の周りは、新たな都市を拡張していくスペースで、アルファベットのマーカーが置かれています。

プレーヤーは、既存の都市の上に都市をかぶせて高層化していくか、アルファベットのマーカーのところに都市を広げて拡張していきながら、陣取りをしていきます。

自分がタイルを置く時に、高層化するのなら重ねられたタイルの数だけ、拡張するのなら1つ、その上に自分のコマを置きます。
同じ色のタイルが辺で2つ以上繋がっていれば、エリアになります。
ゲーム終了時に、そのエリアに1番たくさんコマが置いているプレーヤーと2番目にたくさんコマおいているプレーヤーに得点が入ります。
1番たくさん置いているプレーヤーは、そのエリアに置かれたすべてのコマの数が得点となって、2番目にたくさん置いているプレーヤーは、そのエリアに置いた自分のコマの数が得点となります。そのエリアに1人しかコマをおいていない場合は、1位、2位独占となって、コマ数の2倍の得点になります。
あと、終了時の条件によって、さまざまな得点が入るカードというのがあって、プレイ終了時まで残していたら2点になるチップがあって、ゲーム中に手に入れることができる得点があって、それを全部合計して、得点の多いプレーヤーが勝利します。

今回は、でこねぇさんとわたしが初めてということで、初期カードが決まったビギナー用の手札でスタートです。
初期カードは、手札ではなくて、オープンした状態で、自分の前に色別に並べます。それぞれのカードには、ボーナス能力がついています。これは、自分の手番でした行動に合わせて、自動的に発動します。さらに、この初期カードによって、最初から持っている、コマ、都市タイル、勝利点などリソースの数が変わってきます。
慣れてきたら、この初期カードをドラフトするらしいです。

最初、手札が4枚配られます。
手札から1枚プレイするカードを決めて伏せます。そして、手番プレーヤーからオープンしていきます。
このとき、カードを使って自分の手札の都市タイルを配置したい場合は、配置するタイルも一緒に伏せます。
もし、1枚もプレイしたいカードがない場合は、ゲーム中2回までなら、手札チェンジトークンを使って、手札を総入れ替えすることが出来ます。
カードは、アルファベットのカードと3色の数字カードがあります。
アルファベットのカードを出した場合は、拡張になります。そのアルファベットのチップのある場所に自分の手札の都市タイルを配置して、その上に自分のコマを置きます。このとき、隣接する都市の数の分だけ、配置する都市タイルの色によって、ボーナスがあります。ボーナスは、勝利点とか、タイルとか、コマとかです。ボーナスを受け取った後、オープンにされたカードはそのまま捨て札になります。
数字カードを出した時は、高層化です。オープンにしたカードと同じ色と数字の都市タイルの上に、自分の手札の都市タイルを配置して、階層数と同じだけのコマをその都市タイルに置きます。
ただし、この高層化には、制限があります。既存の都市タイルと上に配置する都市タイルが同色で、上に置くタイルの方が数字が大きい場合は、制限はありません。でも、上に置くタイルの数字が小さくなる場合、差額を得点で払わなければなりません。さらに、違う色の都市タイルを上に置く場合は、追加でコマを1枚払わなければなりません。
既存の都市タイルには、誰かのコマが置かれています。このコマが自分のものであった場合は、そのまま利用することが出来ます。他のプレーヤーのコマであった場合は、取り除かれてそのコマの持ち主のところにもどります。このとき、コマを取り除かれたプレーヤーは、取り除かれた分と同じだけの得点を得ることが出来ます。
高層化させた場合、プレイしたカードは、新たなボーナスカードとして、自分の前にオープンにして並べて行くことが出来ます。つまり、高層化すればするほど、ボーナスカードが増えていくことになります。
カードだけでタイルを伏せなかった場合は、単純に、リソースの補充になります。カードの種類によわって、もらえるリソースは様々になります。ここで使われたカードは、捨て札になります。

拡張する場合でも、高層化する場合でも、リソースを得る場合でも、それぞれの行動が終わったら、それぞれの行動に合わせたボーナスカードが発動します。

全員がカードをオープンにしたら、終了処理です。使わなかったカードを左の人にまわします。
そして、1枚ずつ新しいカードを配って、次のラウンドがスタートします。
ただし、このとき山札が切れていたら、捨て札とともに、新しく建築された都市カードと同じ色と数字を持つカードを新たに混ぜてシャッフルします。
こうして、都市タイルが配置されるたびに、新しいカードがゲームに出てくる仕組みになっています。

こうやって、ゲームを進めていって、都市タイルの山がなくなったら、終了のフラグです。
各プレーヤーは、自分の持っている都市タイルから、山札にタイルを戻すことが出来、戻したタイルの分だけ得点を得ることが出来ます。

この戻した都市タイルの山がなくなったらゲーム終了です。もし、1枚も返されなかったらその時点でゲーム終了。

もしくは、自分のコマをすべて使い切ったらそのラウンドでゲームが終了します。
最終の得点計算に移ります。終了時得点になるカードの得点を得て、使わなかった手札チェンジトークンは1枚2点になります。
そして、エリアの得点を計算して、今までの得点と合計して得点の高いプレーヤーの勝利になります。

プレイしてみると、基本的にすることは、手札から1枚カードを選んでプレイするだけなので、とてもシンプルです。
カードの補充の処理などが、若干、忘れそうになる部分があって、このあたりはデジタルゲーム向きかなぁと思ったりもします。でも、そのちょっと面倒くさい、カード途中で追加していくシステムが、このゲームのおもしろさ、美しさのメインだと思います。
さすが、「トロワ」のデザイナー。でも、あれほど複雑な感じはないです。

陣取り系のゲームで、結構萎えちゃうのは、せっかく取った陣地を、次の手番で別のプレーヤーにすぐにあっさり取られたりすることです。それが、連続で続くと、なんというか不毛な気分になってしまいます。
また、同じ陣地の取り合いが、ずっと続いてゲームが硬直しちゃって、全然前に進まない感じになることもあります。
でも、「銀杏都市」のシステムだと、今置いたタイルの上に新しいタイルが置かれるまでには、山札がリシャッフルされるまでのタイムラグがあります。最初はけっこうすぐにリシャッフルになりますが、都市が拡張されてくるにつれて、そのタイムラグはだんだん長くなっていきます。
まあ、次の手番に陣地が取られるか、2ラウンド、3ラウンド先になったかだけじゃないかという感じもありますが、こうすることで、ある程度タイミングを考えて作戦を組み立てて行くことが出来ます。

それから、高層化に使った数字カードは、ボーナスカードになって自分の前に置かれるというルールも、良く出来ています。
こうして、これらのカードを捨て札から取り除くことで、配られるカードは常に、アルファベットのカードと今1番上にある都市タイルと同じ色と数字をもったカードだけになります。つまり、ほぼ無駄なカードが手札として決して配られてこないのです。

まあ、欠点としては、この新しく配置した都市タイルと同じカードを補充し忘れると、

「あの都市の上に高層化したくてずっと待っているのにこないーー」

という、絶対防衛都市が出来てしまうことぐらいです。
まあ、こういう問題は、「数エーカーの雪」でも、ときどきありましたよねぇ。
多分、今回は、なかったはず……。

ボーナスカードや、拡張して配置した時のボーナスを上手に使って、出来るだけ効率よく手番ができるように組み立てて行くのが大事そうです。
都市タイルも、コマも、けっこう枯渇しがちなので、ボーナスで上手に補充していきたいですが、作戦が立ちやすくなる都市タイルの補充が重要そうでした。

わたしは、はじめのボーナスカードでは、得点が貰えるカードが多かったです。チマチマと得点をかなえながら、タイルなしででカードをプレイしたときにカードボーナス都市タイルがもらえるので、2枚ずつ都市タイルを貰ってというプレイをしていました。

黄色い都市が大きくなってきたので、それを合併させて、さらに大きくしていきながら、ボーナスカードは、けっこうバランス良く育てていきました。

でこねぇさんは、ボーナスカードは能力を上げるというよりも、終了時得点になるカードを集める感じだったかな。ただそうすると、ボーナスが少ないので苦しそうです。

けっこう、引いたタイルも良くって、最後は、黄色のボーナスカードが終了時得点になるカードも出せて、中央の大黄色都市を支配できました。
中央の大黄色都市を支配した後は、もう早く終われ~と思っていました。
ワーカーを丁度使い切るのは、なかなか難しいです。結局、都市タイル切れで終了。ひっくり返されたくないわたしは、タイルを返さずに、終わりを早めることだけを考えておりました。

1位りん、81点。2位でこねぇさん、50点。3位和邇之児さん、48点。