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アドラー心理学 実践入門 「生」「老」「死」との向き合い方

アドラー心理学の本が、こんなに書店の棚に並べられるような時代になるとは思いもしなかったです。

けっこう、悪用すると強力だと思うし、若干、危険に感じたりもするのですが、それでも、競争や闘争ではなくて、共同体感覚を中心にした考え方というのは、これから先、もっともっと大切になっていくものです。

今、苦しい思いをしている人の苦しみの原因をさぐることができなくても、その苦しみをなんとか軽くすることができるならば、自分がそこにいる意味はあるのだと思います。

この本自体は、若干、哲学よりです。
わたしが今まで読んできたのは、教育関係のものだったので、どっちかというと実践よりでした。

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みんなのインスト

まあ、みなさん、言ってることはけっこうバラバラな感じですね。

ゲームの背景の説明から始めようというのから、ゲームの背景なんていう無駄な情報はいらないシステムだけでよいというものまで。
ちょっとしたプレーのコツを入れようというものから、プレイの指南はすべきではないというものまで。
すべてのルールを説明してから始めようというものから、ルールなんて大体でいいので、まず初めてみようというものまで。

まあ、汎用のどんな状況にでも対応できるインストというのはないわけで、大事なのは、相手の様子を見てということですね。

わたしは、基本的に、まず試しで1ラウンドぐらいコマを動かしてみてという説明が多いかな。
それは多分、長い時間のルール説明に耐えられない子どもを相手にしていることが多いからです。

まあ、2、3回遊べば、なんとかインストもできるようになるのですが、その2、3回遊ぶまでの特に初回のインストをどうするのかというのは、問題だなぁと思います。
1人で並べてまわしてみたりはしますが、やっぱり、実際のプレーとは全然違ったりします。

まあ、わたしがインストしてゲームをする場合は、その1回目は、やっぱりグダグダですな。
付き合ってもらっているでこねぇさんには申し訳ないですが。こういう、お試しプレー(インスト?)に付き合ってくれる仲間の存在は貴重。

いつも、うまくインストできないことで、そのゲームが不当に低く評価されてしまうといやだなぁと思います。
特に、自分が好きなゲームだったりすると。
多くの人がインスト苦手と思っているのはそういう理由だと思います。

この本の中にも、「ニムト」のインストがひどくて……なんて話があって、「申し訳ない。それはわたしかも……」とか、思ったりします。

そんなことがないようには願ってはいますが、まぁ、やれることしかできないというのは、真理です。