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火垂るの墓 シネマ・コミック4

原作者・野坂 昭如が、アニメだと思ってバカにして(?)見たら、自分が住んでいた町並みとそっくりの家が出てきて、自分の記憶している通りの方角からB29が飛んできて空襲をして、そんなこと本に書いた覚えもなければ、今までだれにも話したことがなかったのにと驚いて、続く物語で、映画館(試写)に居たたまれなくなって、外に出た。みたいな話を聞いたことがあります。

原作自体は、淡々とした話で「こうとしか書けなかった」と言っていたり、自分の子どもが学校で、

「この物語を書いたときの作者の気持ちはどうだったのか?」

という問題が出たので、直接、作者である父親に聞いたら、

「あんなの書きたくなかったけど、原稿取りがまっていて、金が欲しかったから書いたんだ」

的なことを言ったとか。

「書きたくなかった」り淡々としか書けなかったというのは、それだけ作者のなかで、この話が昇華しきれていないということなんだと思います。

そして、その「痛い」部分を、容赦なくえぐってくる映画が、この「火垂るの墓」ですよねぇ。
原作者がかくしたことすら露わにしてしまうほど原作に即した映画。

これ、トトロと同時上演っていうのが、凄いですよねぇ。

子どもの心をわしづかみして、思いっきり突き放す。
多分、こっちを先に見た子どもは、トトロまでたどりつかなったのではないかと思います。
普通、途中で映画館でるわ。

でも、これは悪口ではなくて、それぐらい破壊力が強い映画だということです。

そして、お兄ちゃんは、まだ少年の姿のまま成仏できずにウロウロしている。
それは、原作者の野坂 昭如が生き残ったということであるし、罪が消えていないということもでもあります。そして、ぼくらのなかの罪の意識も、消えることがない。

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ブリュッセル1893

ブリュッセル1893
10月25日(土)、湖畔のゲーム会がありました。
2週連続での湖畔のゲーム会でした。レポートも、2週連続で(もうとっくに11月ですが・笑)

「実は前回の『ブリュッセル1893』には、ルールもれがありました」

ということで、今回も前回同様、「ブリュッセル1893」からスタート。

前回のルールで抜けていたところというのは、収入。前回のゲームでは、収入は「有名人」カードの効果を利用するか、「美術品」を売るか、ブリュッセルボードでアクションするの3つしかないということだったのですが、どうやら、各ラウンドの最後に、「美術品」の種類の数だけ収入というのがぬけていたとのこと。
そうすると、前回、美術品路線で走っていたねぇさんは、コインの面で苦労することはなかったはず。
あともう1つ、「建物」の建築について。建物は資材とコインを指定された組合わせで支払って建築します。その時、白色のオールマイティーの資材があるのですが、これは、資材の代わりだけではなくて、コインの代わりとして使用してもよいとのことでした。
建築型でいっていた和邇乃児さんは、このルールだと、もうちょっと建築が楽になっていたかもです。
まあ、2つとも、前回のわたしには全然関係ないルールなんですけどね(笑)

ということで、正しいルールでの「ブリュッセル1893」です。

今回スタートプレーヤーのわたしは、前回の反省を活かして、資源を2つ取るところから。
でこねぇさんも、資源2つ獲得から。
和邇乃児さんは、ブリュッセル・ボードのオールマイティ白資源を取りに行きます。いきなり、ブリュッセル・ボードかぁ。

前回やってみてわかったのは、建築は大事ということと、美術品は、相場さえはまれば、金にもなって、得点にもなって、お得ということでした。しかも、今回、美術品はラウンド更新時の収入にもなるんだから、けっこう、これ大事じゃないか?

ということで、今回は、建築しながら「美術品」を積極的に集めていく作戦です。
でこねぇさんは、前回の和邇乃児さんを見習って(?)、建築作戦で行くようです。
和邇乃児さんは、「有名人」を並べて行く作戦。

手番1番でしたので、建築は、最速の4手目に。最初の1こ目を前回の和邇乃児さんを見習って、アールヌーボー・ボードのど真ん中に。
これは、「美術品」を得るアクションスペースでした。
建築ボーナスの5点も取れていい感じ。

前半は、和邇乃児さんのコインが、超豊富。金満です。
そして、ワーカーを増やす「有名人」をキープして、ブリュッセル・ボードで無理しても、絶対にワーカーが減らない体制に。
コインが豊富ということは、

「ボーナスカードを取るには、後出しの方がいいんですよ」

と、縦列の最後のアクションを取って、ボーナスカードを集めていきます。
縦列の最後のアクションに置くのは、確かに重要。まあ、その最後まで残っているアクションが、やりたいアクションかどうかというのは、難しいところではあるのですが。それでも、そうすることでボーナスカードは、確実に持って行くことが出来ます。

わたしは、1つ目の建築は順調だったのですが、2つ目からは資材がずれてしまいました。でこねぇさんが、確実にボーナスを取りながら建築をしていきます。
これ、後で作る建物ほど、資材がたくさん必要になりますので、最初の方に建てる建物で5点のボーナスとれないとしんどいのではないだろうか?

ここで、明確に美術品路線に変更。取りあえず「美術品」が空いていれば「美術品」を獲得していく。
ただし、「美術品」は、まったくのランダム引きです。実は、「美術品」を複数引いて選べるタイルは、手番最後だったでこねぇさんがけっこうな数集めていました。

でも、引きは結構良くて、1、2枚しか種類が被らなかったです。しかも、でこねぇさんに1回、わたしの「美術品」獲得の建物を踏んでもらって、黒い「美術品」もゲット。今回、これがラウンド終了時の収入に直結していますから、毎回、3コイン以上。お金もそれなりに豊富です。
被った「美術品」は、出来るだけ効率よく売り飛ばします。

倍率「+2」のボーナスカードは、無理無理にでも取りに行きます。これは、建築中心にいっているでこねぇさんは、あんまり関係がない感じです。
わたしは「美術品」のところの、和邇乃児さんは「有名人」のところの倍率をあげたいわけです。
なんとかゲットして、「美術品」のところに差し込みます。これで、「美術品」1個の勝利点が3点になります。

でこねぇさんは、コスト高くなってきたことと、ボーナスへのこだわりとで、少し建築の手が止まってきています。
でも、確実にボーナスを取っているので、現状トップ。

4ラウンド目。次に出たボーナスタイルは、是が非でも取らなければなりません。ボーナスタイルを取るために必要なものは……コインだ。
ラウンド終了時の収入もありますが、ここは確実にコインを増やしておきたい。ブリュッセル・ボードの収入のアクションスペースを見ると4コイン……。これ、多分、このゲームで最低の収入では……。でも、仕方ないので取りに行きます。

最終ラウンド。今回は、倍率を増やすカードが2枚でました。そして、そのうち1枚は倍率「+2」。
使えるアクションスペースを決めるのは、和邇乃児さんです。たしか、倍率「+1」のボーナスカードは中央の列にあって必ず出るのですが、倍率「+2」のカードは和邇乃児さんがどこをアクティブなアクションスペースに指定するかによって誰も獲得できない死んだ列のカードになってしまいます。
和邇乃児さんも、倍率を増やすカードは欲しいはず。
ここは、確実にいくには、5ラウンド目のスタートプレーヤーも取っておかないといけなかったかもません。
まあでも、そうしても倍率「+2」が最終ラウンドにくるかどうかは、運もあるからなぁ。カウンティングは慣れたら出来ると思いますが、何枚かのボーナスカードはまったく1ゲームでは使われなかったりもするようです。

和邇乃児さんが、選んだのは倍率「+2」のボーナスカードのある方でした。

後は、全力で取りに行く。相手が縦列の最後のアクションに全財産を投げ出しても取れないだけのコインを計算して置いていきます。
余ったアクションで、美術品を取りに行く。

ゲーム終了。
最終計算。

さて、ゲームが終了したときに入る勝利点は、残った資源の数(白資源以外)1つにつき1点、小便小僧をもっていたら5点、そして、個人ボードの勝利点になります。
まあこれに、「有名人」カードの最終のコストが払えなかったものがマイナスされます。
これは、わりと小さい端数的な点数です。1

メインの得点は、個人ボードの得点になります。
個人ボードの得点は、1つは建物の数によって増える得点です。これは、建物数とゲーム中にアップさせた建物得点を掛け合わせます。
もう1つは、自分でボーナスカードを差し込んで倍率を変化させた得点です。これは、4種類あります。

  • ワーカーの数-2
  • 「有名人」の数
  • 「美術品」の数
  • 4コインごと

これらがそれぞれ基本的に得点となります。

ワーカーを6つ持っていたら4点とか、「有名人」3枚で3点とか、12コインで3点とかいう感じですね。
で、この4つのそれぞれの得点が、差し込んだボーナスカードの分だけ、倍率アップします。
わたしは、最終的には「美術品」の得点を6倍にすることができました。そして、もっている「美術品」が6つあったので、それだけで36点。
建物も、4つまで建てていたかな。

和邇乃児さんは、「有名人」を5倍か6倍に。ただキープしていた「有名人」は、5人ぐらいだったと思います。やっぱり、最終の支払いができなかったときのリスクが怖いので、無茶はできません。
でも、建物は3つ。

でこねぇさんは、建物を4つ。多分、あと1つか2つ建てられたけど、ボーナスが取れないので別の手を取った感じです。

最終勝利点。
りん122点。でこねぇさん106点。和邇乃児さん100点。

建物作戦は、ボーナスカードを獲得して個人ボードに差し込んでいかなくてもいいので、引き分けでも建物得点を上げていくことができ、比較的、簡単です。
さらにこの建物得点、1つ上げれば初期値は3点。あと、6点までは1点刻みで上がっていって、それ以上は8点、10点と2点刻みで上がっていきます。この2点きざみになる8点ぐらいまでは上げておきたいところです。
さらに、5つ目、6つ目の建物については、置くだけで1つ5点が入ります。
建物得点を8点にして、5つ目の建物を建てた場合は、1つ建物を建てるだけで20点以上の得点アップを狙えます。
でも、建物を建てるためには、「資材」を集めるというステップが必要です。複数のプレーヤーが、建物を建てようとすれば、「資材」、「建築」ともにアクションスペースに限りがあるので、けっこうきつきつになります。
特に、資材が3つ以上必要な建物については、建築時のボーナスを気にして建てないよりは、オールマイティ白資材を使ってでも積極的に建築していった方がいいと思います。
前回は、建築で出遅れたわたしが、ほとんど建築をしなかったのですが、そういう建築をあきらめたプレーヤーがいなければ、全建物の建築はけっこう大変なのではないかと思います。

それ以外の点数ですが、ゲーム中に入ってくる勝利点は、「有名人」カードを使って入ってくるものとラウンド終了時のアールヌーボー・ボードでのエリアマジョリティでの勝利点、「美術品」を売却したときの勝利点があります。

このうち、「有名人」カードを使った得点は、1回「有名人」の能力を使うごとに5点だったと思います。
5ラウンドのゲームで、1ラウンドに1回しか使用できませんので、最大限使用できて25点。多分、あのカード1枚しかなかったと思うので、1ラウンドに購入して毎回起動できても25点です。
「有名人」カードを利用するには、ブリュッセルボードを使わなければなりませんので、今回の和邇乃児さんの様に、「+ワーカー」のカードなどと一緒に使うなどの工夫をしないと難しいと思います。

ラウンド終了時のアールヌーボー・ボードでのエリアマジョリティは、使えるエリアが大きいときは9つのエリアで争うことになり、使えるエリアが小さいときは4つのエリアで争うことになります。
基本、1つのエリアを取れば1点。
さらに、ボーナスカードや「有名人」カードに2)、この勝利点の倍率を大きくするカードがあります。これは、他のゲーム終了時の勝利点とはちがって、ボーナスカードを個人ボードにさす必要がないために(ボーナスアクションを得るためのコインの量が単独1位ではなくただ1位であればよいので)、比較的上げやすい能力であるといえます。ただし、これは自分と一緒に他のプレーヤーの能力も上がっている可能性が多いということでもあります。
しかも、この能力は、1つ上げたら単純に+1倍になるわけではなくて、1つ上げて2倍、2つあげて2倍、3つあげて3倍というように足踏みの部分が作ってあります。そのため、いきなり1ラウンド目に自分だけ3倍にするというようなことは、なかなか出来ません。
しかも、アールヌーボー・ボードは、このゲームのメインボードですから、1/2もエリアマジョリティを取れたら万々歳だと思います。まあ、最初に真ん中の方のアクションスペースを取ることで、エリアマジョリティを比較的取りやすくする(角のスペースは1つのエリアにしか影響を与えず、辺のスペースは2つのエリアにしか影響を与えないのに対して、真ん中の方のスペースは4つのエリアに影響を与えることができます)という方法はあると思いますが、それ以上に、その真ん中のスペースは、本当に自分のしたいアクションスペースなのかという方が重要になってくると思います。また、手番順でそのスペースが残っているかどうかとか、人が建物を建てているスペースがそこにあれば、他のスペースではなくてあえてそのスペースを踏んで、他のプレーヤーをわざわざ利するのかとか、いろいろ難しい問題が出て来ます。
だから、エリアマジョリティは、多分、メチャクチャ意識して取りに行く点数ではなく、同じぐらいしたいアクションが複数残っていて、そのアクションのあるどの列のボーナスカードの価値も同じぐらいだと感じたら、エリアマジョリティを考えて真ん中の方のエリアを先に押さえておく位のものだと思います。
あとは、倍率アップをだれかが独占しないように、できる限り出遅れないようにしておけば良いのだと思います。
今回、前回と、最終的に全員「×2」ぐらいにしかなっていなかったと思います。

「美術品」の売却を売却すると、最大で6点と6コインを得ることが出来ます。
ただし、「美術品」には販売制限があり、すでに売却されている2種類の美術品は売ることは出来ません。また、相場は変動して、0点であることもあります。
そして、「美術品」を手に入れる方法は、ランダムに山から引いてくる。
かなり、安定が悪そうに感じます。
しかし、「美術品」の強さは、売却して即点、即コインを得ることよりも、キープし続けることにあるかもしれません。
キープしている美術品は、ラウンド終了時に持っている種類の数分の収入をもたらせてくれます。
また、美術品は、数をたくさん持てば持つほど、相場を操ることが出来るようになります。
相場を操れるようになった後半から、いらない美術品を最大効率で売却していけば、お金と勝利点の両方を稼ぐことが出来ます。
また、建物を建築する場合は、資材の確保と建物の建築という2つまアクションが必要で、また、資材は確保するだけでは利点がほとんどないことを考えると、美術品は獲得するだけで、効果が望めます。「有名人」の獲得と比べても、効果が自動的で持続するので実はかなり強いのではないかと思います。
あと、今回やって思ったのは、おまけでもらえる黒の美術品は、けっこう貴重です。「美術品」集めにいくときは、建物は場所にもよるけど「美術品」の獲得のアクションスペースに自分の建物を建築して、誰かが使ってくれるのを祈るのが大事かも。
これがあるだけで、毎回、収入+1コインで、しかも、最終勝利点では、「美術品」1個として、数えられます。これだけは、売却すると3コイン3勝利点にしかなりません。
「美術品」を中心に増やしていったならば、ゲーム終了時の勝利点は、「美術品」の倍率をアップさせていくのが1番良いはずです。そうすると、そこを5倍以上にすると考えれば、黒い「美術品」を1つ売却して3点得るよりは、残しておいて5点以上にする方が良いでしょう。
そして、他の美術品については、最高効率なら、売却してもよし、残しておいてもよしで、なかなかに使いやすそうです。
これをふまえると、「美術品」獲得のアクションを奪い合いながら、他のアクションを効率的にしていくというのが、大事なってくる気がします。

まあそれでも、ゲーム中にどのアクションがたくさんあるのかなどが、ゲーム毎にかわってきますので、それによって作戦はどんどん変わっていくと思います。
いろいろプレイごとに気づくことがあります。深い。

エティエン・エスプレマン,Etienne Espreman
Z-man Games
発売日 :
  1. まぁ、「有名人」カードで大マイナスを喰らっていない限りはですが。 []
  2. 「有名人」カードにその能力のあるカードがあったかどうかは、実は正確には覚えていません []

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真・餓狼伝5

爽やか筋肉物語。
基本、体躯会系のノリって好きじゃないのに、格闘マンガが好きなのはなんでだろうと思います。

まぁ、子どもの頃、プロレスの黄金時代だったというのが大きいのだろうなぁ。
梶原一騎がいたことも、多分、大きい。

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グイン・サーガ・ワールド4

全お話、終了。

読む前は、なんじゃそれと思っていた「リアード武侠傳奇・伝」が1番良かった。まとまったいた。
期待していた久美 沙織の「星降る草原」は、おもしろかったけど、描写がくどすぎてスピード感みたいなのがちょっと足りない感じでした。
そして、1番まともなのかと思っていた「宿命の宝珠」は、1番ハチャメチャでした。

栗本 薫のイメージからは、どれも遠いんだけど、最後が1番、栗本 薫ならやらなさそうなことをしていたと思います。
アンダヌスを、真っ直ぐ頼るお姫様。

この人が、後を書き継いでいくのか……。

でも、「それでいいよぅ」という気がします。
まぁ、わたしの希望としては、

「グイン・サーガの続き書いて!!」

と依頼されたら、

「わかりました!!」

と、ものすごいいい返事をして、本編でも、マルガ・サーガでもなく、いきなりローデス・サーガの続きを嬉々として5巻ぐらい一気に書いちゃうような狂な人に、ぜひ、続きを書いて欲しいです。

まあ、

「誰得??」

というお話を、自分の欲望とパストのままに書いていく人のお話なら、グイン・サーガとして追いかけていきたい気がします。

まぁ、新しく始まったグイン・サーガは、まだ出るスピードは遅くて、完結するのかどうかというのは心配ですけどね。
といいつつ、まだ、グイン・サーガ・ワールドも、5巻から8巻まで残っているし、けっこう先が貯まっているので、楽しみにしています。

ジョージ・R・R・マーティン,岡部宏之,読書ジョージ・R・R・マーティン,ハヤカワ文庫,剣嵐の大地,戦争,早川書房,氷と炎の歌,

剣嵐の大地 上 氷と炎の歌3

目が覚めた瞬間からはじまるティリオンの悲劇。
これで、家族と決定的に決別していく感じかなぁ。でも、彼の力のうち、金の力というのは、家に依存している部分なので、どうなることやらです。

そして、この戦争の結果は、いろんな人の運命を大きく変えていきます。
ロブしかり、ジェミーしかり、アリアしかり、ダヴォスしかり。

そして、悲劇の予感しかしないという……。