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陰陽師 醍醐ノ巻

どんどん自由になっていくなぁ。
今回は、特に「きがかり道人」でそう感じました。

これ、見えていてそのまま描写すると、まぁそれはそれで楽しいけれどアホな絵になるのですが、それが、蝉丸という目が見えない人物を通すことで、音と声でその絵を伝えてくるという上手さ。
素晴らしい。

あと、「白蛇伝」の人間の欲望さえも包み込む着地の仕方が、とても好きです。

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ハンザ・テウトニカ

ハンザ・テウトニカ
3つ目は、「ハンザ・テウトニカ」。2回目です。

前回、「ハンザ・テウトニカ」を遊んだ後、いろいろサイトを見て感想なんかを見ていたのですが、意外と「面白いが、用意が面倒くさい」というレビューが多くてビックリしました。
「用意面倒くさい」がなにを指しているかというと、最初に個人ボードにワーカーを置くことをさしているみたいです。

「へっ、それ、面倒くさいか??」

と、今、「シビライゼーション」を遊んでいた(笑)わたしら思うわけですが、多分、わたしらの感覚がおかしくなっているのかも。

先日のテンデイズラジオのテーマが、「準備が大変なゲーム」で、シビライゼーションもでていましたが、そろそろ、あれぐらいじゃないと面倒くさいかどうかもわからないぐらい重ゲー寄りになってきています。

まぁ、わたしが準備が面倒くさいと思うゲームは、よく遊ぶものの中では、「アグリコラ」かなぁ。
特に、しばらく遊んでいなくて久方ぶりに取り出すと、いつも、準備をどうするのか途方にくれてしまいます。
あれ、ボードの裏に遊び方がかいてあったりして、どっち使うのかパッと見わからないというのもありますが。

多分、今まで遊んだ中で1番「準備が大変なゲーム」は、「指輪戦争」だと思います。あれ、最初にフィギアを見分けて、ボード上に置いていくのがメチャクチャ大変で、たしか、それだけで1~2時間かかったはずです。
あれ以来遊んでいないけれど、もう1回遊びたいです。
まあ、そこまでいかなくても、「ドミニオン」とか、「カタン」とか、最初にサプライを決めたり、ランダムでボードを作っていく系のゲームは、ちょっと準備が大変なのではないかと思います。

その点、「ハンザ・テウトニカ」は、自分のコマを自分のボードに置くだけだから、簡単じゃん。

とか思っていますが、多分これ、まずは、個人ボードを使う「プエルトリコ」とか「アグリコラ」とかがあって、その上で、「テラミスティカ」や、「エクリプス」みたいな、コマで能力値を隠すゲームというのを越えてきたからそう感じるんだろうなぁと思います。

そういえば、個人ボートを使うゲームをしたときに(多分、「アグリコラ」)、これじゃあ、人の状況があんまりわからないじゃないかとか思っていたときもありますが、けっこう見る場所が分かってきたら見えるようになってくるもんですよねぇ。
つまり、わたしも、このサイトを10年続けているうちに、ゲーマーになってきたということですねぇ。
永遠の初心者だと思っていたのですが。思えば遠くに来たもんだ。

ということで、前回は惨敗だった「ハンザ・テウトニカ」です。
今回は、相乗りのおいしさもわかっているので、前回よりもうまく立ち回れるはず……。

今回は、最終手番ということで、相乗りを狙っていきます。
和邇乃児さんは、アクション増やすと都市からいって、まずはそこは支配しない。押し出されたわたしのコマは、中央の方に続く道に配置。
これは、前回、へそになる部分を押さえられて、痛い目にあったからです。取りあえず中央への道を確保しておかないといけない。

基本的には、今回は道を伸ばして道の点数「×3」ぐらいに行きたいなぁと思いながらやっていきます。

ただ、手番が最後だったせいか、都市を支配しようとしてでこねぇさんに1歩先をこされるという展開がなんどかあり、そうすると、「腹心」ゴマを配置しなければならなくなったり、なかなかに嫌な感じで邪魔をされました。
そうすると、その道にコマを置いたまま、レベルアップをしないといけなくなって……ということをしていたのですが、多分、このゲーム、あんまりコマをボード上にばらまいた状態で動いていたら勝てない気がします。できる限り、回収をして手を減らしていかないといけなかった気がします。

和邇乃児さんが、道も適当に伸ばして、都市もけっこういいところを支配して、点数もどんどん取っていきます。

邪魔ばっかりされているわたしは、なかなかいろんなところのレベルをあげるのに忙しくて、道があんまり延びていません。
それでも、5都市ぐらいつないで、なんとか「×3」出来ればと、道の点数を伸ばすところにワーカーを2つ置きます。次のターンには、ここを確定して道の得点を「×3」にして、さらに道を伸ばしていく。
と思ったら、空いている道に、でこねぇさんが、ワーカーを2つ置いてきます。

「えっ?」

凄い邪魔。そして、追い出したら確かにでこねぇさんは向こうの道に4つコマを置けることになるけど、向こう側はわたしが既に都市を支配しているから無駄では。そして、わたしのコマが追い出されても無駄。
和邇乃児さんがどう見ても勝っているのに、わたしの嫌がらせのためだけにそんな手を?

これ、除けないと点数的にじり貧になってしまうのですが、これを除けるには、余分に2つアクティブなワーカーを使用しなければならない。
そうすると、プラスアクションでワーカーを解放して……。なんせ、ものすごい無駄。

除けるしかないので、除けました。

でも、これでわたしは、ボロボロに。道を延ばすことが不可能になってしまって、「×3」にしても、ほとんど意味がなくなってしまいました。

うーん。この「アクション」と「×3」のところだけ、道が行き止まりで深い。ここは、もしかしたらこだわってはいけない罠なのかなぁと思えてきた。まわりの都市を支配するためのコストも、ちょっと高い気がします。

和邇乃児さん52点。でこねぇさん30点。りん25点。
うーん、上手くいかないなぁ。

アンドレアス・シュテディング,Andreas Steding
Z-man Games
発売日 :

きら,読書きら,クイーンズコミックス,僕らはみんな死んでいる♪,集英社,

僕らはみんな死んでいる♪9

神様がいっぱいいることが判明。
で、やっばりその上に界王様みたいなのがいるみたいです。

というか、テレビ局とやらせを監視する委員会みたいなのかな?
この番組を楽しんで見てる視聴者がいて、それが1番偉いという「ゼクレアトル」的な世界なのかも。

次巻で完結みたいです。どうやって、終わるのか。

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エニグマ

2つ目は、「エニグマ」。
これ、前回のおてばんで見かけて遊んでみたかったのですが、遊べなかったゲームです。

パズルゲームって、いろいろあります。「ウボンゴ」が、その最高峰だと思います。
パズルが出来たときって気持ちいいです。けっこう、パズルのゲームって好きです。
「ハイパーロボット」とか、「セット」とか、けっして得意ではないけれど、ときどき遊びたくなります。あと、「ジャマイカ」なんかも、延々としてしまいますよねぇ。
「ギャラクシートラッカー」とか、パズルっぽいゲームも楽しいです。

ボードゲームでは、パズルを解くのがメインなゲームとパズルが味付けのゲームがあると思います。
で、今回の「エニグマ」ですが、これは、ガチガチのパズルがメインのゲームです。
しかも、パズルが4種類も出てくる。

4種類のパズルは、天秤パズル、タングラム、水道管パズル、立体パズルの4種類。

天秤パズルは、天秤の左右で重さのの釣り合いを取るパズルです。カードの上には、そこに配置できる重りの重さと数が指定してあります。重さの指定は、天秤の左側には重さ「13」と重さ「6」の重りが置けて、右側には重さ「8」と重さ「10」の重りがおけるよみたいな感じです。それを5個の重りを使って、釣り合うように考える。
じゃあ、左側の重さ「13」のところに2こ重りを置いて、右側の重さ「8」のところに2こと重さ「10」のところに1こ重りを置いたら、

13×2=8×2+10×1=26

で、釣り合うみたいなことを考えて、重りを配置します。
これは、かけ算、足し算の技能が必須です。

タングラムは、いろいろなタイルをすべてならべて、カードにかかれた図形と同じ形にするパズルです。
よく、温泉旅館なんかのお土産屋さんで売っているアレですね。

水道管パズルは、水道管の絵をカードに矛盾なくならべるパズルです。

立体パズルは、ウボンゴ3Dみたいな積み木を浮かないようにならべて、植え方見たときにカードのお題と同じようにならべるパズルです。

この4つのパズルの早ときをして点数を集めていくゲームなわけですが、得点する方法もパズルです。
それぞれのパズルの裏には回路図がかかれていて、そこに自分のコマを配置して回路図が閉じられると自分のコマを手元に戻すことができます。そのときに、得点することができます。
いくらパズルをといていても回路図が閉じて完成しなければ点数は入りませんし、回路図のつながり方やコマの配置によって得点が大きく変わってきます。
規定の15点以上を集めた人が出れば、ゲーム終了。得点の多い人が勝利します。

親から順番に、パズルを選んでいきます。だれかが選んだのと同じ種類のパズルは選べません。
全員が、パズルを選ぶことができたら、

「用意ドン!」

でパズルを表に向けて一斉に解いていきます。
1番にできた人は、砂時計をひっくり返して、砂が落ちるまでが制限時間になります。

で、次は親が左の人に移って、その人からパズル選択を始める。

ルールは、簡単。
問題は、パズルが解けるかどうか。

まぁ、誰かがパズルを解いてから砂時計の砂が全部落ちるまでという時間制限になっていますので、誰もパズルを解くことができなくて終了……ということは、ありません。1人は必ずパズルを解くことになる。まあ、なかなか解けなくて、時間が過ぎていくということはあるかもしれませんが……。でも、みんなパズル解きたいので、そこに時間がかかるのは多分、そんなに気にしないと思います。

問題は、パズルの難易度。
何となく、簡単そうなのは「天秤パズル」です。逆に、「タングラム」って、あれ温泉でやり始めたら、1つ解くのにベラボーな時間かかるじゃないですか?
解ける気しないんですけど……。

まぁ、そんな感じですが、ゲームスタート。

「できた!」
「えー」

案の定、だいたい出来るのは、「天秤パズル」です。時々、「水道管パズル」も完成するのですが、時間制限に引っかかってしまいます。

……。自分の番に、取りあえず簡単な「天秤パズル」を選択するのだ……。
でも、そうすると全然、回路が完成しない。

「天秤パズル」が1番簡単で、「立体パズル」と「水道管パズル」が同じぐらいの難易度。「タングラム」が1番難しい気がします。
多分、タングラムが制限時間内に終わることなかったような記憶が。

和邇乃児さんが、パズルも1番たくさん解いて、小さな回路を2つぐらいとと大きな回路を完成して、17点。
わたしは、パズルはでこねぇさんよりもたくさん解いていたけれど、回路が1こしか完成しなくて2点。
でこねぇさんは、パズルをほとんど解けなかったけれど、大きな回路に相乗りして1こ完成させて4点。

ひどい。
パズルが解けることだけではなくて、回路をどう組むかも大切です。
回路がかいてある裏面は、パズルを選ぶときに見えているから、それをよく見て選ぶのは大事かもしれません。でも、パズルが解けなければ、回路を組むことすらできないです。だから、簡単なパズルを選んでしまいます。

その後、悔しかったので、すべてのパズルを1回解きました。
「タングラム」も、実はそんなに難しくないかも。慣れてくると、できそうな気もします。

また、再戦してみたいですが、うーん、今、湖畔のゲーム会は重ゲーの時代だからなぁ。
ゆうもあ向きかな。
ゆうもあにしては、パズルがちょっと難しいか。

トウコ・ターコカリオ,Touko Tahkokallio
Zoch Verlag
発売日 : 2014-05

萩原一至,読書マンガ,集英社,集英社文庫,集英社文庫(コミック版),,BASTARD!!

BASTARD!!2 暗黒の破壊神

1巻の感想にも書いたかもしれませんが、字が小っさいです。
コミック版ですら小さかったんだから、文庫は……ねぇ。

この人のマンガは、基本、雑誌サイズがいいのかも。