田村隆平,読書べるぜバブ,ジャンプ・コミックス,田村 隆平,集英社,

べるぜバブ25

知将の魂争奪戦、後半。
最後、若干、グダグダになっておりますが。
これ、ちゃんと合体したのか?

男鹿たち、悪魔の力を使うことじたいには、あんまり、抵抗がないんですよね。
このあたりは、ちょっと、気になったりします。

あるもの何でも使うのが不良か?

克・亜樹,読書ふたりエッチ,ジェッツ・コミックス,克・亜樹,子ども,白泉社,

ふたりエッチ59

鈴鹿ちゃんは、どうなった??
ちょっと気にしております。

まあ、59巻にもなれば、キャラが増えすぎではあるわなぁ。

荻原規子,読書愛する源氏物語,理論社,紫の結び,荻原 規子,

紫の結び1 源氏物語

「源氏物語」のメインストーリーだけを抜き出した物語で、ものすごく読みやすいです。
ある意味、今まで1番読みやすかった「あさきゆめみし」よりも、読みやすいかも。

源氏物語には、作者複数説があって、特に、前半部と後半の宇治十帖の物語のことをいわれることが多いのですが、実は、前半部だけでも、「藤壺」-「葵の君」-「紫の上」-「朧月夜」-「明石の君」-「女三の宮」の貴種流離譚ラインと「空蝉」-「夕顔」-「玉鬘」の中の品の女ラインのお話で、作者が違うのではないかといわれたりしているようです。

まぁ、作者が違うかどうかはわからないのですが、多分、書かれた順番は、メインの貴種流離譚ラインが書かれてから、サブの中の品の女ラインの話が書かれたのは、確かなような気がします。

サブの話は、

「もっともっと源氏の話を聞きたい」

という声に応えて書かれた外伝みたいなものではないかと思っています。

で、これは、そのメインのラインだけを書いていて、物語としてものすごく読みやすく、ストーリーの一貫性もあるのです。
紫の上と源氏が出会うあのものすごく印象的なシーンは、たしかに、物語のこれぐらい前半部にあるべきだと思います。
というか、今回、読んでて、「若紫」が物語のはじまりだったんじゃなかろうかとすら思ったりしました。

まあでも、誰に向けて書かれているのだろうというのは、謎ではありますね。
この本を読んでもらいたいと思っている年齢層って、いくつぐらいなんだろう。
中学生以上出ないとつらいし、ほのめかしとか考えると、高校以上かなぁという気がします。

この書き方で、メインラインを書いた後、サブのラインや、宇治十帖も、荻原 規子に書いて欲しいとちょっと思った。

俵万智の「愛する源氏物語」以来、宇治十帖が好きなのです。

菊地秀行,読書テロリスト,ノン・ポシェット,ホラー,マン・サーチャー・シリーズ,夜歩く,祥伝社,菊地 秀行,,魔界都市ブルース,Aという名の依頼人

魔界都市ブルース2 哀歌の章 マン・サーチャー・シリーズ2

かっこいい!!
まだ、1巻のときは、「キザ」という感じも残っていたのですが、かっこいいわぁ。

これ多分、人だけだと「キザ」なんだけど、街全体がかっこいい感じなんだよなぁ。

と思ったのが、「夜歩く」です。

そして、その後すぐの話しが、「Aという名の依頼人」。
凄い落差。
そして、楽しく、でも、ホラーだよねぇ。

せつら自身の性格は、まだ良くわからない感じではあるのですが、とぼけた感じというのは、そういうことなのかもしれないなぁと思います。

藤田和日郎,読書マンガ,小学館,少年サンデーコミックス,月光条例,藤田 和日郎,

月光条例22

月の向こう側の世界へ。
ひどい実態が、あきらかに。

非情なことがまかり通っている世界。
うーん、この人の天の世界はそうなんだ。
本当に無慈悲な人が出てくる。

でも、もっとこわいのは、本当に悪意がなくて、正しいことなのに、圧倒的にわたしたちには無慈悲に見えるということがあるのではないかと思ったりします。

まぁ、少年マンガでそんなことやったら、ダメかもしれないとは思いますが。