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竹取物語

おそろしいことに、「星新一 ショートショート1001」は、まだ1巻目を読んでいます。
基本的に、同じ作者の本を2冊並行して読むことはないのですが、そんなことを言っていると星 新一の本が、この後20年ぐらい読めなくなりそうなので、今回は例外として読みました。

映画「かぐや姫の物語」関連ということで、1冊。

「かぐや姫の物語」は、いい映画でした。わたしは、好きです。
あれ、映像だけの映画ではないですよ。多分、伝えていることは、かなりどうしようもないひどいことだけど。

で、竹取物語を読むにあたって、なんで星 新一訳なのかというと、これ、圧倒的に軽くて読みやすいんですよねぇ。
昔(昔も、大昔だな)兄貴が持っていて、それは知っていた。

まぁ、訳というか、注釈も一緒にやっている読み物になっています。
楽しい感じの読み物になっています。

そのうち、映画の「かぐや姫の物語」の感想は、書きたいと思っています。
びっくりするぐらい、「竹取物語」です。

でも、実は、メインのストーリーは、けっこう違うといえば違う。
今回は、まあわかっていたんだけれど、その部分を確かめるために読んだ感じです。

なのに、ディテールがちょっと違うだけに感じるのはなぜかみたいな話を書く予定です。

でも、なかなかまとまらないのです。

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シスタージェネレーター 沙村広明短編集

まぁ、病気っぽいけど、それがおもったほど陰湿にならないところが不思議なところです。
そして、なぜ陰惨にならないかというと、乾いてる。良くも悪くも、基本、他人にそんなに興味ないのではないかと。

その乾いた感じがいいともいえるんですけどね。

そして、時代劇でも、現代劇でも、西部劇でも、どれでも変わらずにOKな絵柄。どれも、ちょっと違和感があって、それがアウトローな感じをだしていて似合っている。

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これも、人情ものですね。割とわたしの読む推理ものは、人情ものと一緒になっていることが多いかも。
推理ものって、殺伐としがちなので、人情とパックになっていた方が読みやすいのかもしれません。

しゃろくさんが、なんで若旦那をこんなに好きなのかがかわらないですねぇ。人がいいからだけなら、けっこう、たかってバカにしちゃうだけで終わりそうなのに……。

いや、たかってバカにしているだけか?
そんなことないよな。

今回、箱屋さんがかわいそうでした。

原作の人、「うえき・いちろう」ではなくて、「うえ・きいちろう」だったのね。

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諸星って、ダンなんでしょうか?

黒幕に、ゼットンのいるウルトラマン。どうなっていくのか、ドキドキしますが、自分のしっているウルトラマンとは、やっぱり別物な感じはします。

まあ、別物として楽しめたらいいか。

担当さんについた角は、下向きの角の方がよかったと思います。

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逆説的な正解。

まあ実は、「死ぬ覚悟がある」という人は、そんなに多くない気もするんですけどね。
どうなんだろう。

最近、試験の結果を透明にみたいな話が良くある。
まぁ、ペーパーテストみたいにちゃと点数が出るものかなら、それもOKだと思うのだけど、面接とかは、基本無理だよねぇと、この巻を読みながら思った。

透明で公平な面接試験っていうのは、どんなもんだろう。
たとえば、キーワードを設定しておいて、特定の質問にそのキーワードを答えたかどうか、数をかぞえるようなものなら、多分、透明で公平だと思う。実際、あとで公開をしなければならない透明性が問題になるような場所では、そういう面接もあるそうだ。
でも、そんな試験で、たまたまキーワードをいわなかっただけで不合格になって、ぼくたちは納得するだろうか?

ぼくらは学生の時に、

「センセー、これは成績に入るんですか?」

なんて馬鹿なことを聞いていたけど、たとえばそれは、「国語」の成績には入らないかもしれないけれど、それを聞いた教師、まわりのクラスメート達のいろんな評価には、確実になっている。
まぁ、その評価を気にしすぎてビクビクする必要はないけれど、それは、考えておいた方がいい。

考えた上で、言うことも、言わないことも、ススメはしない。そこは、自分で考えて責任をひっかぶらなければならないところだから。

多分、普通の教師からは、

「なんだ、こいつは成績に関係ないことはがんばらないつまんない奴なのか?」

と思われるかもしれないし、変わり者の教師からは、

「なんて、効率的な無駄のない考え方だ」

と思われるかもしれない。クラスメートの中には、

「よくぞ、オレの聞きたいことを聞いてくれた!!」

とか、

「つまんないこと聞いて、教師の機嫌悪くしてるんじゃないよ」

と思っているやつもいるかもしれない。
もう、それは、状況しだいとしか言えない。

じゃあ選べない?それでも選ばなければならないのなら、だれも、言ったこと、言わなかったことの尻ぬぐいはしてくれないので、自分がその時、「正しい」と思うことを選択していくしかない。
もちろん、「選ばない」という選択肢もあるときはあるけど、選ばないことでなにか責任から逃れられるわけではない。
それで、ダメになるのなら、それはやっぱり縁がなかったんだと思う。

「どこをどう直したらいいのか教えて欲しい。納得がしたい」

面接試験の結果なんて、あとでどんなに聞かされたって納得いかないだろうと思う。
自分に足りないこと、直していかなければならないことは、1回あっただけの気の合わなかった信じられない面接官の言葉よりも、もっと近くの親とか教師とか友だちとか、そんな人たちにいつもいわれている言葉の中にあって、多分、自分もとっくに知っていることだから。

結局、素直に生きろということかなぁ。