さくらんぼシンドローム11 クピドの悪戯2
さくらんぼシンドローム完結。
いいお話でした。
でも、やっぱり、ものすごく共感という感じでないのは、主人公が、「選べる」男だからなんでしょうねぇ。自分の小ささに、しょーがねぇなぁと思いますが、まあ、そんなもんですな。
でも、最後の「運命の相手」の定義は、確かにその通りだと思わせるものがあります。
そして、加瀬 栄子を過去の島谷部長を未来の主人公たちの可能性といってしまえる作者は、けっこう信用できるかもと思ったりしました。
あいかわらず、わけがわからないですが、おもしろい。
主人公たちが動かない巻なのに、この勢いは、素晴らしい。
いつも誰かが走っている。
また、3年ぶりぐらいの27巻です。
わたしが、高校生ぐらいの時からやっているので、もう20年以上続いているのではないかな。少年マンガでは、けっこう驚異的ですよねぇ。
まあ、ジャンプには、「こち亀」という恐ろしいマンガがありますが……。
やっと、これで、ミッシンクリングというか、ピースがつながるようです。
しかし、少年誌でなくなったためか、好きにしていますねぇ(笑)
もう、20年以上前から、キミの妄想は、ここにしかないのか!!いやぁ、ぶれてないわ。
でも、これなら、アレとか、アレとかも、同人誌ではなくて、「完全版」にいれて、本当に完全にして欲しいですね。
というか、「完全版」は、ちゃんとした順番にならぶのか?
完結してから、真・完全版をちゃんと出して欲しいです。
どのシーンを切り取っても、好きで、せつなくなるマンガです。
まあ、せつなくなりすぎるところもあるのだけれど、ものすごくまっすぐ前を向いて歩いていく、そして甘くはない、この物語の人々が好きです。
野口先輩、かっこいい。
「週刊とりあたまニュース」の第2弾。題名変わっておりますが……。とりあたまだからか?
2010年から、3.11をはさんで、2012年のはじまりまで。
3.11からは、やっぱり、ちょっと書き方が変わってきた気がします。
これ、おもしろいな。2人ともが、まったく違う方向を向いている様なのに、2人ともが本当に絶妙なバランス感覚を持っている。
池上 彰さんが読んでるというのも納得。