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僕はビートルズ9

次の巻で完結です。
実は、9巻と10巻は同時発売で、もう購入してあるのです。

うーん、本当に、「オリジンの力」とかは、わかる人にはわかるんだろうか?まあでも、多分、「わからない人」がほとんどなので、「そんなことは問題にされない」が、世界にとっては正解なのかも。

さて、最後は、本物のビートルズが出てくるようです。どうやってまとめる気だろう。楽しみです。

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銃夢Last Order 7 NEW EDITION

以前、旧版の方を読んでいて、脳が本物だろうが、チップだろうが、気にしないと言っていたんじゃなかったっけ?
なんで、また、この話蒸し返してるんだ?
そして、結論出たはずの話で、なんでこんなに簡単に堕ちちゃうんだ?
と思った記憶があります。

まあ、他人の脳がチップで、それを人間と認めるのと、自分の脳がチップなのとでは、意味が意味が違うというのは、ある意味、限りなく意地悪にリアルなのかも。

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ノーベル賞受賞者の精子バンク

思った以上に面白かった。同時に、いやな感じも残るんですけどね。

わたしが、人工授精とか、この手のことで知っている知識は、昔読んだ夏樹 静子の短編ぐらい。
今調べてみると、「ガラスの絆」っぽい。

あと、海外のフェミニスト系SFかなにかで、ホモセクシャルの友だちのために子宮を提供する女友達の話を読んだような気がします。
多分、女性の作家で短編。
確か、ホモセクシャルの友だちのために子宮を提供する女性は、ウェンディとか呼ばれて、社会的に認められているような設定だったような記憶が……。
これは、全然、検索してもわからないなぁ。多分、ハヤカワSF。

というわけで、まあ、天才の遺伝子から天才が生まれるかどうかは興味ないんだけれど、それが生み出す人間関係は、どうなっていくんだろうという興味があります。
「馬とかは、完全に血筋ジャン」とか言い出す人もいるかもしれませんが、あそこまで特化してやったことで、サラブレットって、自然に生きて行くためのものを一杯捨ててしまっていて、多分、繁殖されている分には良いけど、人間の保護がないとかなり生きていけない動物になってしまっている気がします。

あぁ、デザインベビーの話だとすると「私の中のあなた」も、関係ありか。
あれは、姉を生かすために妹を産むというお話でした。

どうしても、子どもを持ちたいというその思いには応えたいとは思うけれど、あんまり人が触れてもいい領域ではない気もしています。
諦めろというのは、傲慢なのかもしれないけれど。それでも、不妊治療は、自分の精神や肉体をつぶしてまですることではないというのが、今の時点のわたしの判断です。
いや、それは、この本のお話からはちょっとずれているか。

人工授精という枠の中に、「デザインベビー」、「不妊治療」、「家族」などいろいろな問題が入っていて、それが問題を難しくしていますね。

デザインベビーが、デザイン通りじゃなかった時にそれをうけとめることができるのか。もちろん、普通に産まれてくる子たちですら、すべて受け入れられているわけではないのに。

じゃあ、妊娠を免許制かなにかにして、ちゃんと育てられる人だけに許可するのか?それも、違うよねぇ……。
それもなんか、優生学的なにおいがする気がする。

基本、子どもが生まれるのは良いことだと思っているんです。
どんどん生まれて、どんどんしあわせになって欲しいんです。
保証なんか何もないこの世の中だけども。

生まれてよかったのかどうか、決めるのは自分。
生まれてこなければ、それすら、決められない。

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放課後の魔術師4 ワンサイド・サマーゲーム

短編連作的な作品集です。
ボードゲームは各話に出てくるので、いつもよりも、ボードゲーム成分は多い目な気がします。
その分、メインストーリーは、進んでいない感じです。

ラブ要素多い目?
まあ、高校生だから(笑)
正しくライトノベルです。

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境界のRINNE10

安定してるな~。
ものすごく、安心して読める。

まあ、盛り上がりという面でいうと中弛みしているともいえるかもしれませんが、でも、水準はやっぱり高い。