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蜘蛛の紋様6 パーム35

蜘蛛の紋様も、この巻で完結。
6巻。短かったと思ったけど、「愛でなく」と同じ巻数だったのですね。

本当は、当初の計画通りの世代を越えるオーガス家の歴史を読んでみたかった気持ちが強いです。そうすると、10冊で終わらなくなるとう構想の。
でも、そうすると完結できなくなるという作者の考えで、かなりバッサリと切られたこのお話ができあがったということをどこかで呼んだ気がします。
もっとも、この6冊だけでも、ものすごく密度が濃いです。

ジェームズが、みんなと酒を飲むシーンが、この巻では、1番好きです。

「ここは本当にいい所だになと思って……」

そして、刑務所仲間たちの笑い声。

「入所初日で緊張していたんだ」

あぁ、彼は本当に素直に心を出しているなぁと。まぁ、その後に、混ぜっ返してはいますが。

彼の未来は、もう決定されている。いつか、彼は森に帰っていき、そして死ぬ。
カーターの家に行った時には、彼はもう自分自身の「義務」を意識していたのか?それは、読み直してみないとわからないけれど、多分、この時代の経験が大きかったんだろうなぁと。
激動の少年時代から、それでも人を信じる(?ちょっと違うか?思いやる?)ことを続けられたベースには、ここがあったのかなぁと思います。

次の「TASK」は、1巻で完結なのか、長い話になるのか。
イメージ的には、1巻で完結かと思っていたけど、予定されている制作時間をみると、そうでもなさそう。
そうすると、まだ、悲しまなくてもいいのかな。もう少し、物語世界に、ひたっていたいです。

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ロン先生の虫眼鏡1

これ、子どもの時、読んでました。
多分、知っているのは、月刊チャンピオン時代だと思います。

そのころは、光瀬 龍も、知らなかったです。
光瀬 龍との出会いは、多分、小学生の時に従姉の家で読んだ竹宮 惠子のマンガ「アンドロメダストーリーズ」で、多分、その後、中学生の時に萩尾 望都の「百億の昼と千億の夜」を読んで、それから、原作の「百億の昼と千億の夜」を読むという感じです。

「ロン先生の虫眼鏡」の原作が、光瀬 龍だとしったのは、徳間文庫の文庫目録を読んでいて、同名の本の紹介が光瀬 龍のところにあったからでした。それでも、最初は、宇宙の光瀬 龍とこの動物マンガが結びつかなかったのでした。

でも、その目録の作者紹介のところに写真があって、その写真を見た瞬間に、

「あぁ、ロン先生って、光瀬 龍自身のことだったのかぁ!!」

「龍=ロン」というのが理解されて、ビックリした思い出があります。
光瀬 龍の顔、コレ、本当にそっくりです。

こういうマンガで、いろんな知識を手に入れていた子供時代でした。
こういうマンガを読み直す時、今のわたしが、本当に「マンガ」とか「物語」で作られているんだなぁとつくづく思います。

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ロック冒険記 手塚治虫文庫全集

面白くないことはないのだけど、なんせ、読みにくいです。
コマが、めちゃくちゃちっさいわけでもないのですが。

う~ん。

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銀の匙 Silver Spoon 2

基本、みんな体力いるから、ノリが体育会系ですね(笑)でも、不良なノリではない。

そして、あえて人がかかないようなタブーに踏み込んだマンガです。なかなかないよね、こういうお話。
人と動物の交流、感動で、まとめてしまいがちですし。

ちょっと、ゆうき まさみの「じゃじゃ馬グルーミングUP!」に、雰囲気はにてるかも。
主人公の優柔不断な所とか……。しかし、あれだって、馬、食肉として育ててるわけではないですからねぇ。

ところで、タマコのママも、八軒くんをねらってる?