あだち充,読書あだち 充,ゲッサン少年サンデーコミックス,小学館,QあんどA

QあんどA 4

この1冊を読み忘れたとしても、多分、それほど困らない4巻。
そして、読めばそれなりにおもしろい4巻でした。

あだち 充クオリティ。

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赤い護符 ルーンの杖秘録2

1巻の感想でも書いたけど、昔読んだ時よりも、遥かに面白く読めています。

この調子だと、難解だと思っていた後期の「エルリック・サーガ」も、面白く読めるかも。

ファンタジーの世界なのだけど、これは、かなり人間サイドによった世界でもあって、その部分に楽しさを感じられるようになってきたみたいです。

マイケル・ムアコック,Michael Moorecock,
深町 眞理子
東京創元社
発売日:2006-08-24
 

 

西島大介,読書西島 大介,講談社,I Care Because You Do

I Care Because You Do

自伝的な話かと思っていたら、主人公が3人もいた。じゃあ、神様が3人いても、普通じゃないか。

ようするに、これは、おたくっぽいものに惹かれながら、おたくであることをやめた人の話。そして、そこが、作者の心を揺さぶるのだろう。

でも、今現在も、多分おたくであり続けているボクには、あんまり関係ないな。
というか、お前、自分で言ったんじゃないか?

「俺はお前らとは違う!!」

って。

あるとき、おたくが、殴られる側の人間だと気づいて、殴る方になることを選択した。
多分、前段にあるのはそういう話。
その時点で、もう、溝が出来ちゃっている。でもそれは、おまえが作った溝だろう?だから、今さらなんか言われても……。

と、これは、コッチの勝手な思いこみかもしれないけれど。

そして、神様は表だけではなくて、裏も……。

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聖伝-RG VEDA-1 愛蔵版 CLAMP CLASSIC COLLECTION

懐かしいな~。
ここから、CLAMPを読み始めたのです。

このあたりのきっちりした作り方が、けっこう好きです。実は、ひどいお話が多かったりしますけど。

このころのWingsは、ほんとにレベル高かったですよねぇ。

川原由美子,読書ななめの音楽,ソノラマコミックス,川原 由美子,朝日新聞出版,眠れぬ夜の奇妙な話コミックス

ななめの音楽2

家に帰ったら、兄も、この作品に衝撃を受けていたようでした。
まあ、「川原 由美子は、どこに行く~」と思いますよねぇ、これ。
しかも、壊れているんではなくて、ものすごく良くできているし。

特に、最後の方の展開は凄いです。
難しいお話なので、解釈の仕方は間違っているかもしれませんが。もしかすると、怖い話なのかな?
ものすごくお互いを大切に思っていても、理解し合うことは不可能に近いというお話ですよねぇ。
微妙にずれているようで、つながっていると思っていた会話が、実は、まったく伝わっていなかったという。

でも、寄り添って生きるということは、理解しあうということともまた違うのかも。
認めあうというのが近い?