さくらんぼシンドローム9 クピドの悪戯2
なかなか、かっこいいシーンの多い9巻でした。
長男・長女にとって、弟・妹ができるというのは、こういうことなんだよと書いてある本を読んだことがあり、納得したこともありました。
それでも、この不自然な関係、どこまで続けられるのかな~。
原作つきのきら作品です。
刑事物としては、けっこう穴がある感じもしますが、このお話とか、「尋常人間ZERO」とか、きらの持ち味とは異質な話を書く人と組むことで、きらの魅力が、ワンランク上がった気がします。
その成果が、「ぼくらはみんな死んでいる♪」かな。
いままで、あんまり悪意をかかなかったのが、そこにも目がいくようになってきました。これからが楽しみ。
「ご近所物語」完結です。
最後まで、もののすごく読ませるお話でした。
この人の作品は、キャラが生きてるな~という感じがして好きです。特に「天使なんかじゃない」から後の作品は、凄いですね。
物語が終わった後も、元気に生き続けてる。
そして、成長し続けている。
「NANA」の続きは~。
とか思っていたら、作者の方、病気でお休みされているそうですね。
ゆっくりされて、元気になったら、またマンガを読ませて欲しいです。
「1分間勉強法」と平行して読んでいたので、よけいに、その志の高さが目立って面白かったです。
ダイエットが成功したので、割と信じてる岡田 斗司夫です。今は、また停滞期に入っていますが……。
まあ、やってみたいと思いながら、また今度と、先延ばしにするところが、わたしの悪い癖だな。
なんでも、「当たり前のことをしっかりと続け」られたら、素晴らしい力になるとは思いますが、はじめにやり始めるのと続けるのには、やっぱり、どっこいしょと越えないといけないハードルは高いです。
最後の「師匠」についてですが、これは正しいことだけど若干の危うさも感じる。
あくまで、師匠というのは、自分が心酔して弟子入りすることが条件だと思います。この人の弟子になったことで、自分がつぶれちゃってもかまわないぐらいの気持ちが必要。
多分、俺が師匠になってあげようという人は、信じちゃいけない。その後で、
「俺は師匠だから、なんでも言うことを聞くのは当たり前」
てなことを言う人なら、それは、詐欺師確定でいいと思います。
ところで、3社から3冊同時刊行プロジェクトなのですが、本屋には、この本しか見あたりませんでした。
なんで?