僕らはみんな死んでいる♪2
ありそうもないない話しの中に、なんて言うか、ゾッとする恐さをはらんでいます。
今までのきらの作品とは、ひと味違う悪意があります。これは、原作つきのお話をいくつかやって、出てきた幅なのかなぁ。
さて、神の正体は?
ありそうもないない話しの中に、なんて言うか、ゾッとする恐さをはらんでいます。
今までのきらの作品とは、ひと味違う悪意があります。これは、原作つきのお話をいくつかやって、出てきた幅なのかなぁ。
さて、神の正体は?
悠希のかく繊細な少年の物語です。
繊細すぎて、周囲とうまくつき合えなくなっているところは、「隠の王」とよく似ています。
町屋さんが、かっこよいです。立ち姿が、美しい。
あと、部長の「今年こそは俺だって歌うんだ」という切実な感じも、良かったです。
藤子不二雄ランドで連載されていたものなので、結構、新しい物語です。
といっても、もう、20年以上前なんですね。
エスパー魔美とドラえもんを足して2で割ったようなお話でした。割と、面白いです。
女の子が主人公の時のパターンというのも、できあがったものとして藤子・F・不二雄のなかにあったことがわかります。
まだ読んでいない京極堂シリーズのマンガです。
あいかわらず、出だしはスローペースで、1巻目は、全然、京極堂出てきませんが……。
でも、このズブズブと悪夢につかまっていくような感じが、心地よいです(笑)
感じとしては、嘘の過去が実は本当で、自分は、朱美じゃなかったみたいな感じなのかなぁ……。
小説の方も、読みたくなりますね。
映画、「マイティー・ソー」見てきました。
神サマが空から降ってくる馬鹿馬鹿しい映画です。
そして、ストーリーは、ほとんどひねりのない、ものすごく単純な物語です。
でも、それでいいのだと思います。
だってこれは、神話だから。
ソーは、はっきりいってただの乱暴者です。陰謀家のロキがたくらむ陰謀も、
「そんなこともわからんのかーー!!」
というぐらい、愚直な罠ばっかりです。
そして、それにしっかりはまるヒーロー。
「出てくるヤツは、馬鹿ばっかりかーー!!」
素晴らしい。その単純さ、まっすぐさが、神サマの属性であり、この映画のすばらしいところです。
大笑いしながら見ていました。
だいたい、この映画、わたしがよく利用している映画館では、「吹き替え版」しかなかったです。
要するに、子ども用??
まったく、その映画館の判断は、正しいと思います。
………子どものお客は、まったくいなかったですけども。
ビジュアル的に、あんまり子どもにウケそうな要素はないですね。
こんなに楽しい映画なのに、あいかわらずアメコミの映画って、入場者少なかったです。
でも、マーベルの映画も、ちょっとずつ有名になってきたのか、「アイアンマン」の頃にくらべると増えてきたかなぁ。
えーと、この映画を見て、ドキドキするかといえば、しないと思います。でも、モヤモヤとしたものは残らない、楽しい気持ち、リフレッシュされた気持ちになるのではないかと思います。
それは、原作を知っている知らないにかかわらず。
もちろん、ちょっと原作の知識があれば、楽しめる部分もいっぱいあって、最近のマーベルの映画って、本当に、いろんな層に伝わるようにきっちり作ってあるなぁと思います。
次は、「キャプテン・アメリカ」かな?
そして、ソーには、「アベンジャーズ」で、またあえるのでしょうか?
楽しみです。