羽海野チカ,読書ジェッツ・コミックス,白泉社,羽海野 チカ,3月のライオン

3月のライオン6

ひなたのいじめ問題。
ここまで、真正面からとりくみますか?というぐらい真正面からきました。
いじめをなんとかしたいというのと、勝負に勝つは、なかなかうまく結びつかないけど、強くなりたいという気持ちは、痛いほど感じます。
まずは、自分に守れるだけの自信が欲しいと思った。そこからいくのか?と思うけど、多分、現実もそこからはじめないといけないなぁと感じました。遠回りに見えるけれど、そこから始めなければ始まらない。

そして、そうして力と心をそそぎ込むことは、決して無駄ではないと思いたい。
それが、何か結果を生むとか、そういう甘いことではなくて。でも、もっと厳しいところで、そのギリギリの気持ちは、効いてくるのだと信じたいです。

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ボクが泥棒になった理由4

嫌いじゃないけど、優先順位は低めで進まないシリーズです。

なぜか、ウサギの着ぐるみを見て白倉 由美のリーディングストーリーの三木 モトユキ・エリクソンを思いだし(あれは、熊だった気もしますが)、エリクソンの名前が、どこからきたのかふと思いついた。

今読んでいることや、知っている知識が、ふとしたきっかけで繋がる瞬間。面白い。

紫堂恭子,読書ソフトバンク クリエイティブ,フレックスコミックス,フレックスコミックス フレア,紫堂 恭子,聖なる花嫁の反乱

聖なる花嫁の反乱7 亡国の御使いたち

対立しているように見える2つのものは、実は同じものの別の面であるという紫堂 恭子のテーマが、この物語でも、かなり明確になってきました。

ひとつのこだわりのテーマがあるということは、同じことを何度も繰り返しているように見えるのですが、それだけ繰り返すに足るテーマだということなのでしょう。そういうテーマに出会えた作者は、多分、ラッキーだと思います。

繰り返しに見えて、1回では語り尽くせない別の面をそれぞれのお話で見せてくれています。

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Robcode & ゲームプログラミング学習術 Javaプログラマーにもなれちゃう

昔、コナミから出ていた「フロンティアブレイン」という、プログラムしたロボット同士を戦わせるPCゲームがあって、はまりました。確かその流れで、買った本です。10年ぐらい前に……。

この手のゲームは、時間的、精神的な余裕がないと、どうも無理ですね。
今では、すっかりPCゲームもしないですから。

だいたい、もう、このゲーム自体が、すっかり時代遅れのようです。
なにやってんだろう、俺?

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パーカー・パイン登場 クリスティー文庫57

短編集。
パーカー・パイン氏は、名前も、全く知らなかったです。
探偵でも何でもない、香具師みたいな人ですが、善人で、不幸な人を見るとほっとけないようです。得意技は、統計と自作自演(笑)

短編と言いつつ、前の作品が次の作品のトリックの伏線になってたりするところが良かったです。
最終話は、うまく騙された感じで良かったです。