うさぎ装束
最近、「鋼の錬金術師」の荒川 弘人とか、「結界師」の田口 イエロウとか、意外な人が(わたしの中でですが)女の人だという事が判明しています。
そして、この本を読んで、多分、釣巻 和も、女の人だとわかった……と、思う。多分……。
微妙な感じのやおいっぽいお話で、雰囲気はいいです。微妙に、わかりにくいテイストは、釣巻 和らしいといえば、らしい。
最近、「鋼の錬金術師」の荒川 弘人とか、「結界師」の田口 イエロウとか、意外な人が(わたしの中でですが)女の人だという事が判明しています。
そして、この本を読んで、多分、釣巻 和も、女の人だとわかった……と、思う。多分……。
微妙な感じのやおいっぽいお話で、雰囲気はいいです。微妙に、わかりにくいテイストは、釣巻 和らしいといえば、らしい。
「魔法陣グルグル」を読んでいた時の盛り上がり、おもしろさは、今の自分には感じられないです。
感じられないのですが、それでも、安定しておもしろいと思います。
ギップルちゃんとかは出てきてもいいのにと思うけれど、おやじさん以外は、過去のキャラクターにたよっていないところは、凄い。
それなりにおもしろいんだけどなぁ~、読むのに時間がかかるのは、なんでだろう。
昔より不思議に対する好奇心が低下しているのかもしれません。
昔は、時間かかっても気にならなかったというのもあるかも。
おっ、青木 朋、とうとう「三国志」をかいてきたか……という感じですが、ストレートではないです(笑)
主人公は、しばりくん……ではなくて、司馬懿仲達(笑)。カバーとったところにあるマンガに、大笑いしました。
なんか、孔明が、未来人か、宇宙人みたいな感じです。未来人なら、間抜けすぎではあるなぁ。彼が干渉したから、今の歴史になった感じ?
三国志とスーツとメガネとミステリーが好きな人にはオススメかな?なんじゃその組み合わせは。
ストーリーは、今までの青木作品と同じ感じの緩やかに続いている1話完結のミステリーっぽいお話です。
これで、話を作っていけるというのも、実は、けっこう凄いことだと思います。ほぼ、青木 朋のお話って、読んだのは全部このタイプなので得意な作り方なんだと思いますが、三国志とか、けっこう有名どころでこれをやるのって、大変だと思います。
まあ、変化球だから、いいのかな?
実は、もっといい加減で軽い感じを期待していたのですが、けっこう、真面目な感じのお遊びでした。
クトゥルー神話っぽいお話が中心になるのかと思っていたのですが、それも、けっこう薄味でした。敵も、けっこうちっちゃい感じが……。
まぁ、いきなりつかまって錯乱しているラヴクラフトには、噴きましたが……。
でも、ラヴクラフトの純真なアウトサイダーな感じ、フーディーニの常識人だけど危険に際してハイになるところとかが、よかったです。
マンガのようなキャラのかきわけ。魅力的でした。
そして、最後のドイルが格好良すぎです。