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これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学

極端に考えてみよう……。みたいな感じ?

極端すぎだと思うのだが……。
結局、実際の状況でどう動けるかとか、どう考えるかだしなぁ。というのが正直なところ。

自分の結論的には、ロウにもカオスにもよらずに中庸を行くしかないと思うのですが、どの辺りがロウで、どの辺りがカオスなのかというバランス感覚も、人によってけっこう違っていたりするという……。
しかも、わたしは、思想はカオスよりだが、行動はロウよりだったりするからなぁ(爆)

哲学の話を聞くのは嫌いでないけれど、あんまり、わたしの頭は、自分で哲学を考えるようにはできていないようです。

しかし、どういう正義によって、直接かかわりのないアメリカの連邦議会が、日本に対して、謝罪をすることを求める決議をするのかは、理解できないです。
その前に、自国の事でもっとやることがあるだろうに……。

あぁ、それが責任転嫁というものか……。

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マンガは哲学する

つまらん。

うーん、結局この人のお話のつまらなさというのは、話の内容よりも、「哲学しているオレって賢い」オーラからきている気もします。
人間としての品性みたいなもんか?まぁ、人の事は、言えんけど……。

特に、他の哲学している人間に対する敵意みたいなのは、なんか、ビビっているからかと疑ってしまう。もしかすると、そういう部分がなかったら、おもしろかったのかも。

まぁ、もしかすると、わたしの頭が悪いから、書かれている内容が理解できないためにそう感じるだけかもしれません。
でも、こういう本や、マンガの読み方は、あんまり好きではないです。

それでも、「鉄コン筋クリート」は、読んでみたくなりました。

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僕らはみんな死んでいる♪1

不思議な話。
きらのイメージは、わりと現実的な話をかく人だったのですが、これは、死後の世界とか、神様が出てくる不思議な話です。
そういえば、タイムトラベルする時代劇の話は、よんだことがあるような気が…。「だんだら」だったかな?

でもなんか、きらがかわってきた感じがするのは、「尋常人間ZERO」からのような気がします。
原作つきをやって、なにか思うところがあったのでしょうか?

キャラクターの心の動きみたいなのは、とても巧い人なので、これからおもしろくなっていきそうです。
1巻目は、まだ顔見せという感じです。でも、これはこれで、10巻とか続くような設定ではないですよねぇ。

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金魚屋古書店10

今回は、COMの歴史。なんか、ためになるわぁ。
しかし、あだち 充も、竹宮 惠子も、COMから出てきたとは知らなかったです。凄い。

そして、手塚 治虫が手を離して、自分の物語に専念していったという考察が、物語として素晴らしいですね。

「JUN」は、あれだけ手塚 治虫は否定したのに、それでも、COMに載ったというのも凄いです。

やっぱり、恐るべし手塚 治虫。「マンガの神さま」の称号は伊達ではないです。