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ライオンブックス3 手塚治虫文庫全集

「百物語」は、「ファウスト」を下敷きにしているそうです。
手塚 治虫、「ファウスト」好きだな。「ネオ・ファウスト」がたしか絶筆で、「ファウスト」っていうそのものずばりの話もありました。

悪魔に導かれてでも、なにかをなしたいという思いは、ものをつくる人には強いのかも。

で、この話、この巻で1番おもしろかったです。

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挑戦的平和論 上 ゴーマニズム宣言EXTRA

日本は弱いなぁ。
そして、外交は、弱ければ弱いほど、つけいられる世界なのかも。

バランス感覚が難しいですね。

バランスが悪すぎると、暴力的な解決に頼らないといけなくなる。暴力装置そのものは、あってもよいと思いますが、それには出来るだけ頼りたくないと思うのは、やっぱりわたしが、ヘタレだからなのか?

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銀のいす ナルニア国物語

うーん、おもしろさは、「指輪物語」よりは下で「ゲド戦記」よりは上かなぁ(何様だ?)。

子ども向きの話だから、これぐらい単純な方がいいと思う部分もあるのだと思います。
「ゲド」は、その部分がちょっと損している気がする。変に大人向けなのに、物語の構造が単純すぎるというか……。

今回のキリスト教的なテーマは、なんだろう?キリストの弟子が伝導していくような話かな?
泥足にがえもんは、真実をしゃべる(まあちょっと悲観的に)故に、みんなから受け入れられない部分があります。このあたりは、預言者の迫害っぽいかも。

しかし、泥足にがえも……相変わらずの瀬田節全開ぶりです。まぁ、イメージしやすいっちゃあ、しやすいのですが。

銀のいすって、どこかに出てきたかなぁと思ったけど、そうか、洗脳の魔法のいすのことか……。あんまり、印象なかったです。

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冥王計画ゼオライマーΩ3

さすがに、おおらかだったあの時代ではないので、あの鬼畜な設定が、前面にでてくることはないのかな?
けっこう、アレがキモだった気もしますが。苦悩も、あっこから来てたしな。

まぁ、出版社も、徳間だしねぇ。やり過ぎて中止になるよりは、続けられている方が、うれしいです。
そして、ガイバーの続きは?

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バクマン。10

ものすごい化学反応をおこした新連載。
おもしろいのかぁ~。コレ。モノローグが多いマンガみたいにみえたけど。

けど、自分を追い詰めて、それに縛られて……という展開は、けっこう熱くてすきです。