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ラブ・マスターX 下

後半で、前半のすべてをひっくり返してしまうマンガというのがあります。
例えば、「自虐の詩」とかね。
これも、それ。

ベクトルが逆に動いていくのは、様式美的にわかる気がしたけれど、ハミオくんの変化までは、読み切れなかった。
なんというか、様式美と情念が、いい感じにシャッフルされています。

この人のマンガは、マンガの外側が存在する感じで、ミョーにリアルなのに、冷めたというか、突き放したところがあるな。
それなのに、勢いがある。
なんか、矛盾したものをいっぱいかかえて詰め込んでいて、スゲー。

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隠の王14

最終巻。
これは、ちゃんとお話をたたんだなぁという感じです。まあ、若干、風魔小太郎に、全部背負わせすぎなきらいはあるんだけれど。

でも、こうやって、時間が進んでいって、変化していくという物語が自分は好きなんだと再確認しました。
琥珀のように。

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魍魎の匣5

マンが版、完結。
やっぱり、おもしろいですコレ。あっち側に行ってしまいそうになるな。

マンガで読むと、けっこう忘れていることも思い出しました。わかりやすいかも。
しかし、この絵は、イメージとあっているからいいけど、あわないと悲惨なことになりそうです。

志水 アキ,京極 夏彦
角川書店,角川グループパブリッシング
発売日:2010-07-26
 

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あひるの空29

好調に見えているところに、未来に向けての違和感も入れているところが、さすがだなぁと思います。
新しい部員も入って、いい感じ。この時期がちゃんとかけているマンガって、やっぱり名作だと思います。

そして、タローちゃん、かっこいい。これは多分、男の子にしかかけない種類のかっこよさだと思います。

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麗島夢譚2

けっこう、おもしろい。
けっこう、ドタバタしているのに、けっこうストーリーが進んだ感じがしない。

でも、安彦 良和が、それなりに楽しんでかいているのが伝わってきていいです。