三つ目がとおる1 手塚治虫文庫全集
おもしろいけど、読むのにすげー時間がかかりました。昔、1回は読んだはずですが、今、読むと、自分がイメージしていた以上に写楽が乱暴者です。
和登さんが、乱暴者なのは、けっこう覚えてたとおりですが。
しかし、和登さんが好きなのが、純粋写楽の方ではなくて、三つ目の方だというのは、覚えていてもよさそうなもんだが……まったく覚えていませんでした。
あの危険なものに惹かれる女心の行動は、子どもには理解でき切れてなかったのかも。
おもしろいけど、読むのにすげー時間がかかりました。昔、1回は読んだはずですが、今、読むと、自分がイメージしていた以上に写楽が乱暴者です。
和登さんが、乱暴者なのは、けっこう覚えてたとおりですが。
しかし、和登さんが好きなのが、純粋写楽の方ではなくて、三つ目の方だというのは、覚えていてもよさそうなもんだが……まったく覚えていませんでした。
あの危険なものに惹かれる女心の行動は、子どもには理解でき切れてなかったのかも。
目の話とかは、昔とは、全然考え方が変わっているんですねぇ。
そういう、新しい話をきちっと知っておくのは大切です。
それを知らないまま、子どもや親と接していると、いらんことしてかえって悪化させたり、傷つけたりしてしまうかも。
もう、スタートから興奮しまくりですよ。
あの「砂の王」の続きがよめるというので、メチャクチャ楽しみにしていた小説です。
「砂の王」は、ゲームボーイ版の「ウィザードリィ外伝2古代帝王の呪い」のノベライズとして書かれた小説で、これがもう、ゲームのノベライズと思えないほどおもしろいのです。
ウィザードリィの小説としては、ペニー松山の「隣り合わせの灰と青春」も名作なのですが、これは、渋い感じの小説で、「砂の王」は、濃厚でかっこいい小説でした。
ビデオゲームが好きなので、ゲームのノベライズもそれなりに好きだったのですが、小説として圧倒的におもしろいと思ったのは、このウィザードの小説2つです。
「砂の王」がどれぐらいおもしろかったかというと、これを読んだことによって、それまで2年ぐらい地下3階でほっぽかれていた「ウィザードリィ外伝2」をひっぱっりだしてきて、あっという間にクリアしたぐらいおもしろかったのです。
……すごい、伝わりにくい表現だけど……。
そんな、「砂の王」なのですが、1巻が出てから、ずっと2巻が出ませんでした。そんなこんなしているうちに、レーベルであるログアウト冒険文庫自体がなくなってしまって……。
そんで、あの続きは、どうなった~!!と叫んでいた小説でした。
もともと、古川 日出男を読み出しのも、あの続きが読みたかったからです。というか、あのすさまじくおもしろい小説は、続編が書かれていないのかとWebで検索をかけていて、このページを読んだからでした。
そして、とうとう、その「アラビアの夜の種族」にたどり着きました。
でも、まさか、続きではなくて、前日譚的なものが読めるとは思っていませんでした。
多分だけれど、これ、あのヴァルたちがもぐったダンジョンがどうやってできたかというお話ですよねぇ。そして、2巻目は、いよいよ、ヴァルたちの話で、3巻目で決着が……。
もちろん、「アラビアの夜の種族」は、「砂の王」とは違う作品だということを知りつつ。そう期待してしまいます。
でも、この人、本当に偽史が好きですね。
今まで読んだ小説は、ほぼすべて、偽の歴史を作る話が入っています
微妙な距離感が、おもしろいというか、好きです。
桜、ツンデレか?というか、割と高橋 留美子のヒロインの属性なのかも。
これは、いいわ。
やっぱり、女の子の嫉妬とかは、許せてしまうな。わたしは、物語であっても、同性には、心が狭いことが露呈してしまいますが……。
これ、1巻で完結なんですね。読みながら、絶対に続編があると思っていたので、「えーーっ!」っていう感じです。
続き読みたいですよ。
乗り越えなきゃならないことも、いっぱい残っているし。
でも、これぐらいが、ドロドロせずにいいタイミングなのかなぁ。充分ドロドロ……?