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戦後ギャグマンガ史

最近、藤子・F・不二雄とかを読んでいて、また、松本 零士とかを読んでいて、疑問に思っていたことが、

「赤塚 不二雄とか、江口 寿史とか、ギャグマンガ家たちは、なんでつぶれていったのか?」

ということだったのです。

藤子・F・不二雄や、松本 零士は、永遠に同じことを繰り返していられるのに、どうして、赤塚 不二雄や、江口 寿史は、続けられなかったのか。

その疑問というか、前者と後者の間にある溝がなんなのかが、この本を読むことで、ちょっとだけ、わかった気がしました。

ものすごくとんがったところを目指すと、どんどんとんがり続けてしまうというおそろしい罠があるようです。

でも、笑いって難しいですね。
最後の笑いの考察も、今まで自分が考えたこともなかったようなことでした。

そうして、笑いについて考えているものの顔は、笑っていないという……。

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賽子の国の魔法戦士 ソード・ワールドRPGリプレイ・アンソロジー2

その後、他のRPGシリーズになったり、小説のネタになったりした(?)リプレイ3編。

うーん、古い。

面白いのは、山本 弘かな。
水野 良は、作家性が強すぎて、昔からあんまりRPGのリプレイには向かないですよねぇ。これも、結局、1番盛り上がるところ……というか、解答編は、RPGではないし。

ということで、期待したほどではなかったかも。

市東亮子,読書プリンセス・コミックス,市東 亮子,秋田書店,BUD BOY

BUD BOY 番外編 春指南

「BUD BOY」の本当の完結。
番外編が、3冊もでました。しかも、番外編というよりは、本編だよなぁ、コレ。

まぁ、人間の方は、時間が過ぎて、いろいろ変化があるのですが、花の人たちの変化は、まだまだ、緩やかなようです。

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リボンの騎士1 手塚治虫文庫全集

「リボンの騎士」も、傑作ですよねぇ。
子どもの頃は、何回も、何回もされていた再放送を見た記憶があります。

そういう再放送が少ないというのは、けっこう、今の子にとっては、かわいそうなことなのかも。

でも、この中に、今ある受けるドラマの要素のほとんど詰まっているというのが、すごいです。

二ノ宮知子,読書のだめカンタービレ,二ノ宮 知子,講談社,講談社コミックス,講談社コミックスキス

のだめカンタービレ23

「のだめカンタービレ」、完結です。
なんとなく、すべてが収まるところに収まって。

まあでも、これで、のだめと千秋の苦悩が、終わるわけがない(笑)
これからも、ドタバタは、続いていくんでしょう。

そして、同じ場所にたっているように見えて、確実に螺旋を登っていく。

歌うように。