わたのくにほし

大島弓子が選んだ大島弓子選集2

2巻は、「綿の国星」です。
「綿の国星」は、多分、わたしが1番最初に読んだ大島 弓子のマンガです。

多分、読んだの小学校時代。5、6年の時だったと思います。
単行本だったか、雑誌の切り抜きだったのかは忘れましたが、女の子の間でまわっていたのが、わたしのところにまわってきて読んだ記憶があります。
このときから、仲のいい女子の何人かは、男子の何人かが少女マンガ好きだということを知っていたんだな……。すごい、仲のいいクラスです。

最初の1話は、それで完結しているお話です。だから、最初の1話と、それから続く物語は、作り方が別物です。

最初は、もうものすごく1話目の読み切りの話が好きで、凄いと思っていました。
ネコが人間に成長していくという発想がもちろん凄いし、あの物語の中で、ちびねこの問題、時夫の問題、おかあさんの問題、三つ編みの問題が、絡み合いながら、すーっととけていくところにビックリしたんです。
だから、後の話は、蛇足っぽい小ネタだなぁとどことなく。

これ、文庫になったりするたびに、何回も読み返しているのですが、何回目か読み直したときに、2話以降の話も、凄いと思ったのです。
はじめて読んだときは、なんでペルシャなのかとか、全然、理解できてなかったのです。でも、この子どもの頭の自然な発想のとびかたとかは、あらためて読んでみると、本当にリアルなんです。

今回は、どっちにも、心を揺さぶられました。
1回1回読むごとに、本当に、いろんな発見があります。