センチメントの季節2
うだうだと。
そんな気分の時もあったかなぁと……もしかして、今でも、そんな気分の時があるか?
でも、こんな青春はすごしてないからなぁとも思ったりする。
うだうだと。
そんな気分の時もあったかなぁと……もしかして、今でも、そんな気分の時があるか?
でも、こんな青春はすごしてないからなぁとも思ったりする。
真面目な本です。多分、子どもは、読めない……というか、読まないのでは。というか、わたしも、半分ぐらいとばし読みでした。
こうやって、読んでみてわかったことは、わたしは、哲学史は結構好きだけれど、自分で哲学するのには向いてないな。まあ、読んでみなくても、わかっていたことかも……。
ループに入っていく(入れ子になっているでもいいんですが)ことを、グルグル考えていくのには、向かない。そして、たいがいの問題は、ループになっているような気がしてきました。
そして、それを突き詰めて考えていくと……気が狂うのでは??ちょっと、この物語の翔太にも、そんな印象を受けたりもしたので、作者も、もしかしたら、若干、そう思っているのかも。
そして、それを知りながら、この迷宮に誘っているとしたら、永井 均は、メフィストなのかもしれない。
ちょっと前から気になっていた広瀬 正の小説全集が文庫化ということで、読んでみました。
時間SFです。
時間SFは、実は、頭があんまり良くないので、何回か読まないと理解できないという……。あっちにも、こっちにも自分がいたり、完全に閉じた系を時間のなかに作ったりというのは、けっこうおもしろかったですけども……。それが、知的ななにかの発見に繋がっているかというと、あんまり繋がっていない。
どっちかというと、まあ、ある人の不思議な人生という感じです。
けっこう、飛躍したことをかいているのですが、表現とか描写は、ものすごく地に足が付いています。よくいうと、リアル。感じた印象をそのまま言葉にすると、「地味」でした。
多分、過去の描写とかは、ものすごくその時代の人には、感じるところがあるんだろうなぁと思います。でも、わたしは、あんまりノスタルジィってわからないのです。
地味で、真面目で、あっけらかん。
おもしろくないことはないけれど。
そんな感じの1冊でした。
森の王子は、仲間を増やす。そりゃもう、すごい勢いで(笑)
でも、友だちにはしたくないと思う、わたしであった。
まあ、運命が変わらないのなら、未来を見る意味もあんまりないんですけどね。
「明日、不幸なことがおこります…」
「やっぱり、おこった」
では、占いの意味がない。だから、あたらない占いが、いい占いなのかも。