どろろ梵2
百鬼丸が考えているほど、妖怪側の事情も単純ではないみたいです。
なによりも、どろろが妖怪になってしまった経緯がわからんことにはなぁ……。
単純に考えると、妖怪そのものは、百鬼丸の親父の欲望が、作り出したようなもんだしな。
百鬼丸が考えているほど、妖怪側の事情も単純ではないみたいです。
なによりも、どろろが妖怪になってしまった経緯がわからんことにはなぁ……。
単純に考えると、妖怪そのものは、百鬼丸の親父の欲望が、作り出したようなもんだしな。
誰かを助けることにすら責任がともなうのだとしたら、わたしたちは、人に手を伸ばすことをためらわずにいられるだろうか?
純粋に「正義」をもとめながらなされる「破壊」を止めることができるだろうか?
多分、万人に認められる正義なんてない。
基本、ものすごくくだらない本です。
でも、ちょっとおもしろかったりする。
どんな選択をしても、非難されるときというのはあります。
さて、舷一郎の選択は?