西遊妖猿伝 大唐篇4
いがいと、かしましい娘がかける諸星 大二郎であったという……。
でも、この七仙姑の話は、ホントに華やかで、好きです。
ベテラン特有の余裕を持った軽さを感じます。
いがいと、かしましい娘がかける諸星 大二郎であったという……。
でも、この七仙姑の話は、ホントに華やかで、好きです。
ベテラン特有の余裕を持った軽さを感じます。
もともと、おねぇさんキャラが強かった真島 ヒロですが、「FAIRY TAIL」では、女の子キャラが強くて、がんばっていて、いい感じですね。
まあ、結局、マスターも、ナツも、ガジルも、全然戦わなくても、ラクサス以外つぶれちゃいましたねぇ。しかも、みんな、女の子が活躍したではないですか。
作家には、たとえフィクションの中の登場人物といえども、1度歩んだ人生は変えられないと思っている人と、状況に応じてテクニカルに過去を変えていける人がいます。
どっちがいいとはいえないけれど、コンスタントに完成度が高いのは、職人的な後者だと思います。
この人は、あきらかに、後者ですね。
暴走がないと、安定している分、頂上が決まってしまう感じも強いのですが。
いよいよ、天授の儀。
宗武と激突、決着。
ということで1巻全部使っています。
でも、その進め方が、気持ちいい。というか、漢ですねぇ。
って、19巻と同じ感想を書いてみる。
でも、この嘘のつきかたが好きです。
巻末に、原 哲夫と池上 遼一の対談があります。これも、なかなか楽しい読み物です。