八犬伝6
巻末に番外編がのっているのですが、このノリがけっこう素敵でした。
特に伏姫の
「ちがうのちがうの…」
というのが、まあ、笑っちゃいけないけれど、けっこうツボ。
このノリで、いろんなシーンがあれば、すごい話が頭に入るのにと思った。
巻末に番外編がのっているのですが、このノリがけっこう素敵でした。
特に伏姫の
「ちがうのちがうの…」
というのが、まあ、笑っちゃいけないけれど、けっこうツボ。
このノリで、いろんなシーンがあれば、すごい話が頭に入るのにと思った。
シンデレラ、いい女だわ。というのが終わった後は、大丈夫かと思うような短編の小ネタ満載です。
そして、それぞれよく出来てます。
「わらしべ長者」とかは、ある意味パターンなんだけど、ものすごく決まっていて良いですねぇ。
あれ、1巻には2人の名前がクレジットされていたのに、今はないですねぇ。
なにがあったんだか。
まあまあ、おもしろいよ。もともと、安西節、けっこう好きなのです。
普段は、虐げられている老人たちが、昔取った杵柄で……。
ってな話ですが、多分、お滝さんは、お嫁さんには、けっこう自然にきつくて意地悪を言っているはず。
この微妙な悪意が伝わってくるところが、また、田村 由美のすごいところですね。
しかし、この本に載っている短編、本当にみんな、少女マンガかという内容の物ばかりです。
相変わらず、物語のシフトのさせ方が、すごいなぁと思います。
これって、登場人物たちは、ものすごい密度の濃い、しんどい毎日だと思ったりもしますが。