石井いさみ,読書石井 いさみ,秋田文庫,秋田書店,750ライダー

750ライダー3

このあたりから、ほのぼの路線に。
ほのぼの路線になってからは、けっこう、グダグダした話です。でも、だからこそ長く続いたのかも。

しかし、ひかるの委員長に対する態度は、ちょっと、亭主関白な人みたいで、酷いと思った。
時代なんだろうねぇ。

和田慎二,読書和田 慎二,恐怖の復活,明日香シリーズ,秋田文庫,秋田書店,ARIEL

恐怖の復活

うーん、この人の短編は、どうなんだろう。
「スケバン刑事」とかの長編のやめられない止まらない怒濤の展開が好きなだけに、微妙なものがあります。

でも、「明日香シリーズ」とかも、短編からはじまったのですよねぇ。だから、この不満は、「もっと読みたい!」「続きを読ませろ!」という不満なのかも。

本人が、楽しんでかいているのは確かです。

ラムちゃんシリーズ、「ARIEL」よりも前の作品なのですね。
こんな発想をする人間が、何人もいるとは……。

松岡圭祐,読書千里眼,千里眼 ファントム・クォーター,松岡 圭祐,角川文庫,角川書店

千里眼 ファントム・クォーター

う~ん、いらんことしなかったら、メフィスト・コンサルティングの計画は成功していたのでは。
悪は、自らをむしばんでいるようです。

しかし、今ひとつ、ノリきれないのは、なんでだろう……。

アガサ・クリスティー,田村隆一,読書Agatha Christie,きら,アガサ・クリスティー,クリスティー文庫,シタフォードの秘密,ハヤカワ文庫,早川書房,秘密

シタフォードの秘密 クリスティー文庫76

うーん、これはクリスティーにしてはイマイチ。
と、思ったのは、けっこう数を読んで飽きてきたせいかもしれません。まあ、あとヒロインが、いまひとつ好きでなかったからかも。基本的に、もてる人の心理ってわからないので。
すぐに、心変わりしそうな感じがするところが、何ともはや。
でも、終盤のみんなが主人公に「どっち?」て質問するところは、好きです。

まあ、ただしクリスティーにしてはという但し書きがつくので、標準以上のできではあります。

しかし、あのトリックは……。気づけよ、警察。というか、わたしも気づかなかったんだけど……盲点なのか?

山北篤,読書図解 火の神と精霊,山北 篤,新紀元社,13,F-Files

図解 火の神と精霊 F-Files13

神と精霊とかいいながら、まあ、火に関する伝説関係なんでもありです。人体発火とかもあつかわれています。

おもしろかったのは、火の起源ですね。
もともと、動物が火をもっていたという考え方は、けっこう広く分布しているようです。これは、人がいない森とかで山で火事が起こったりすることからくる連想ではないかと思います。

ねぇさんと論争になったのは、人間が火を自由につけるようになった方法として、摩擦が先か、ほくちの様な火打ち式の発火法が先かということですね。
わたしは、火打ち式の方が、簡単そうに思えるのですが。

まあ、どうでもいいことなんですけどね。