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魍魎の匣2

原作版の方を読み終えてしまったので、あれ以上のマンガは、無理だろうなぁと思いつつ続きを読んでいます。まあ、このマンガがなければ、京極 夏彦に手を出していなかったはずだし……。

でも、志水 アキ、けっこううまい。
榎さんの顔は、ぶっ飛んでいて、ビックリしました。

あぁ、でも、見た目はいいと書いてあったので、そうなのか……。

志水 アキ,京極 夏彦
角川書店,角川グループパブリッシング
発売日:2008-08-18
 

柴田ヨクサル,読書ジャンプ・コミックス,ハチワンダイバー,ヤングジャンプ・コミックス,柴田 ヨクサル,集英社

ハチワンダイバー8

えーと、受け師さんがまったくでてこない、男ばっかりの華のない1巻です(笑)

その分、受け師さんは、表紙にデカデカと。ああそうか、彼が帰ってくるのをマンションで待っているのか……。

でも、この主人公の意地の張り方は、好きです。おもしろい。
もうちょっと早く話が展開しないかなぁと思いますが、この濃さがよいので、それも難しいところです。

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9月13日(土)には、おてばんに参加しました。
今回は、こてばんということで、半分は、全体ゲームでした。

わたしは、けん玉はよくさわっている人なのに、緊張しきってしまって全然できなかったのが悲しいです。涙ちょちょ切れます。

こてばん参加の景品として、ボードゲームをいただきました。
ありがとうございましました。

わりと名作……のリメイクです。

ということで、「ゲームリスト」を更新しました。

夢枕獏,読書ハヤカワ文庫,上弦の月を喰べる獅子,夢枕 獏,早川書房

上弦の月を喰べる獅子 下

「百億の昼と千億の夜」のように、作品中で本当に、五十六億七千万年流れるわけではないのですが、スケールの大きさは、匹敵するのではないかと。

でもそのスケールの大きさを、宇宙ではなく、地球に足をおろしたまま表現したところに、この作品のすごさがあると思います。

物語的に必要な「問い」の「答え」は、実は最初からわかっているんですよねぇ。
でも、そこに至るまでの過程は、やっぱり、五十六億七千万年必要な気がします。

そして、それは刹那に同じ。

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魍魎の匣 文庫版

やっぱり、おもしろいです。
そして、分厚い……。10000ページ超えてますからねぇ。ほとんど、凶器になりそうな文庫本です。

京極 夏彦を読もうと思ったのは、この「魍魎の匣」の志水 アキのマンガ版を読んだからです。
アレはアレでおもしろかったのですが、多分、このおもしろさを超えるのは、難しいんじゃないかと思います。
これ以降、マンガ版を読んでいくかどうかは、けっこう微妙なものがあります。

800ページ目ぐらいから、名探偵(?)京極堂の推理が始まるわけです。
これぐらいまでは、まあ、普通のおもしろさというか、「姑獲鳥の夏」に比べると、インパクトの分だけ、こっちの方が負けているかなあという印象でした。

でも、最後の怒濤の展開に、ビックリ。

あぁ、なんとなく、京極堂の正体というか、過去みたいなものも、かいま見ることが出来ます。

「貴様はまだそうやって口の先で世の中を渡っているのか?」

は、けっこうウケました。

でも、京極堂のしゃべる、犯罪の動機探しの倫理については、まったくその通りで、でも、私たち自身としては、そう考えていかなければ納得したり、安心したり出来ないところで、なかなか難しいところだと思いました。

そして今回も、見事に騙されました。

ミステリーは、やっぱり、この「騙された」という思いが、快感につながります。

まさか実話だったとはということと、みんな、最後にあの人がもっていっちゃって、愛の逃避行を続けているところが、見事に騙された感じです。

私は、なんだか酷く--

最後に、なんとなく読者にも、そんな風に思わせる。
うまいわ。