中山星香,読書中山 星香,妖精国の騎士,秋田文庫,秋田書店

妖精国の騎士14

ギルセルドの真実が語られます。
この章の中で、どうやら決着がつきそうな感じです。

3つぐらいの場所で、いつも、平行して物語が進んでいっています。そして、その物語が交差するとき、すごく盛り上がります。

このあたりの物語の構造も、しっかり計算しながら書かれているのだと思います。

ジョージ秋山,読書ジョージ秋山,デロリンマン,マンガ,徳間コミック文庫,徳間書店

デロリンマン 上

この頃のジョージ秋山って、いったいどんな育ち方をしていたのだろうと思います。
「アシュラ」にしても、「銭ゲバ」にしても、そしてこの「デロリンマン」にしても。

ギャグマンガなんですが、多分、けっして笑っていないと思う。
というより、何もかもに対する怒りを感じる。

物語的に、その先の救いまで見ているように感じるのですが……怒りが強すぎて、そこまでたどり着けない。そんなもどかしさを感じます。

あぁ、でも、デロリンマンを見ていると、今も昔も、世知辛い世の中なのはあんまり変わってないのかも。

デロリンマン(上) (徳間コミック文庫)

ジョージ秋山 / 徳間書店(1995/08)


さくらももこ,読書さくら ももこ,ちびまる子ちゃん,ヒット,ビッグ コミックス スペシャル,ビッグコミックス,マンガ,小学館,4コマ ちびまる子ちゃん

4コマ ちびまる子ちゃん 1

「ちびまる子ちゃん」って、もともと、小ネタが寄り集まってできたマンガだから、このスタイルはけっこうあっていると思います。

それに、新聞の4コマだと、登場人物をつかむまでがもどかしいですが、このマンガは、もうそういうお約束が成立した上になりたっているので、とっても、安定した感じです。

もう、昔みたいな大ヒットはしないと思うけど、それでも、同じ水準で、ずっと面白いですね。

あしべゆうほ,読書あしべ ゆうほ,クリスタル・ドラゴン,ボニータコミックス,秋田書店

クリスタル・ドラゴン25

竜が目覚めると……世界が滅びるんだっけ?
この世界は、竜が見ている夢?

なんだか、核心に触れてきた感じです。

なんか、根本的なところを思い出すために最初から読み直さないといけない気がしてきました。

読み直しは、完結した後、文庫版で。

中山星香,読書中山 星香,妖精国の騎士,秋田文庫,秋田書店,13

妖精国の騎士13

現世の戦いと、魔界での戦いが、二重になって物語を包んでいます。
このあたりが、お話の世界を重厚にしているところでもあり、わかりにくいところでもあります。