ひなたの狼4 新選組綺談
新選組誕生の巻です。
そして、あと1巻で終了。ということは、後半部は、ほとんどかかれないってことですね。
芹沢鴨をきる斬るぐらいで終了でしょうか。
あぁ、ここでもやっぱり、芹沢さんかっこいいわ。
「それができなくてどうする」
「自惚れるな」
が、今回の名セリフですねぇ。
側にいたら、熱気でうっとしいと思うけど。
新選組誕生の巻です。
そして、あと1巻で終了。ということは、後半部は、ほとんどかかれないってことですね。
芹沢鴨をきる斬るぐらいで終了でしょうか。
あぁ、ここでもやっぱり、芹沢さんかっこいいわ。
「それができなくてどうする」
「自惚れるな」
が、今回の名セリフですねぇ。
側にいたら、熱気でうっとしいと思うけど。
起承転結の「転」だそうで、
「この転で、読者に凍りつかれた」
と作者は書いていますが……そら、凍りつくわ。
特に、ネリーニの一幕は。ここまでの展開は、裏の設定的には思っていても、男でも(というか男ではかも)、かかないですよねぇ。
そして、そのすぐ後におこるのが、黄泉下りと主人公の死ですから。
これをリアルタイムで読んでいた人は、次どうなるか知りたくて、たまらなかったと思います。
まとめ読みでよかったとも思うし、そのドキドキを味わえなくて残念とも思います。
テレビドラマとかにもなった「ドラゴン桜」です。
実は、通して読むのははじめて。
けっこう、このマンガが出てきてから、今まで無名だった高校から東大に合格する子どもがでてきたりとしたそうです。
まぁ、時代とマッチしていたというのは、あるのかもしれません。子どもにとっては、こうやってマンガで語られていることって、けっこうリアリティがあるしね。けっこう、マンガにかいてあることって、マネしたりする。
そういえば、昔、「東大一直線」ですら、マネされていたんだし(笑)
「キャブ翼」があってサッカー強くなったりということは、けっこう実際にあるんだと思います。
まあ、東大に入学した子たちが、それを素直に認めるかどうかは別にして。
連載では、毎回、最後に「今日のポイント」みたいなのがかいてあったと思うのですが、コミック版はないのですね。けっこう残念です。
そういえば、これを読むキッカケになったのは、
古典は、「あさきゆめみし」で勉強しろ。
といお話です。
わたし、本当に「あさきゆめみし」を読んでいたおかげで、高校、大学の古典は、助かりました。
マスコミは、自分の責任を人になすりつけるのが得意ですね。
自分はさも中立なふりをして、親切顔で、火種をまく。
つくづくそう思った。
まあそれは、この本の作者も一緒。
はっきり言って、どこかで誰かがわたしの悪口を言っていたからといって、それをわざわざ御注進するのは、親切でもなんでもない。
なんか、ケンカでもおこんないかなぁと楽しみにしてるだけ。
まあ、中身についていえば、自分がかかわっただけあって、パソゲーの話が1番おもしろいし、力が入っている。
でも、上記の理由で、あんまり好きではないなぁ。
封印作品についていうなら、例えどんなに不快な作品であっても、作品そのものは、抹殺されるべきではなく、議論されていくべき者ではないのか?
そして、それを議論していくのは、つくった者ではなく、それを受け取る側の人間の義務であるような気がする。
しかし、そう言いながら、その刃が自分に向いたとき、やっぱり、同じようにそう言えるかどうかは、あんまり自信がないけれど。
安藤 健二 / 太田出版(2004/09)
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