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アブダラと空飛ぶ絨毯 ハウルの動く城2

なんか、アラブ風の世界ということで、あんまり知識のないところで、ジョーンズのヒネクレを読んでも、よく理解できないのではないかという先入観というか抵抗があって、今まで読んでなかった「アブダラと空飛ぶ絨毯」です。

でもこれ、「魔法使いハウルと火の悪魔」よりも、ずっと素直で読みやすい話ですねぇ。ちょっと、ビックリした。
まあ、「ハウルの動く城2」という看板は、どうかと思いますけどね。1 

はじめは、あのまどろっこしい話し方にちょっとイライラもしたんですが、慣れると楽しいです。

これが素直に感じられるのは、もしかすると、アラビアンナイトの世界にそんなにわたしが親しんでいないために、知識がなくて、せっかくジョーンズがヒネクレさせた部分が読み取れていないだけかもしれないとも思いますが。
もしかすると、ジョーンズにとっても、文化圏が違う国の物語ということで、ヒネクレさせなくても、飽きないものだったからかもしれません。

なんとなくですが、ラストのいろいろな者の正体があきらかになっていくところは、映画の「ハウルの動く城」の怒濤のラストを思い出してしまいました。
そのあたりは、もしかすると宮崎駿も、意識したのかな?(そんなこと意識する宮崎駿とはとても思えないけれど…)

前作の主人公ソフィーは、ずーーっと、おこっている印象があったのですが、アブダラは、すごい穏やかな人で、ずっと恋の話で、そのあたりの雰囲気も、映画の「ハウル」とよく似た印象だなぁと思いました。

ストーリーは、まったく違うのですがね。

では、いろいろな者の正体について、いかネタバレありで。

  1. 確かにハウルは出てくるし、動く城も重要な役割を果たすのですが… []

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10代からの子育てハッピーアドバイス

子育てハッピー仲間のりんです(笑) 子どもを育てたことはないけれど……。

10代の最大のテーマは、やっぱり、「イジメ」のようです。

外がつらくても、家の中で全部受け入れてもらえたなら……。それでも、つらいし、1度傷つくと出ていくのは本当に大変なことなんだけども。

どうしても人間って、自分がしっかりした状態だと、相手のことを考慮せずに、

「あいつせは甘えている。俺は甘えていない」

と思いがち。
そういう言葉が、テレビからなくなるだけでも、生きやすくなるのにねぇ。

と思いつつ、自分もきっとそういう言葉を吐きながら生きているなぁとも思う。

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神童記

藤川 桂介の「星歴もの」を読みたいなぁというのがあって、でも、続き物って、完結してなかったり、文庫になっていなかったりと、けっこう不幸な感じです。
いつか、まとめて読めるところがあるのかなぁ。

そういう意味では、全1巻というのは、潔いし、安心だ。

ただし、物語自体は、解説でも書いてあるとおり、貴種流離譚のイニシエーションの物語。
単純なほどのストーリーなので、おもしろいと感じるまではいかない、食い足りない感じです。

神童記

藤川 桂介 / 講談社(1993/10)


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獣神演武1

妹は、

「イマイチー」

と言っていた「獣神演武」ですが、イヤイヤ、けっこうそれなりなんではないでしょうか。
まあ、パターンといえばパターンですね。

面白くなりそうな要素は、けっこうあると思います。

貧狼以外の星は、みんな破軍の味方になっちゃうのかな?それでは、おもしろくないよなぁ。とか思いつつ、因縁話が複雑に絡み合っていくのを期待しています。

荒川 弘,黄金周,社綾,草薙
スクウェア・エニックス
発売日:2007-08-11
 

山口貴由,読書チャンピオンREDコミックス,マンガ,山口 貴由,秋田書店,覚悟のススメ,赤ちゃん

覚悟のススメ5

完結編。 

玉太郎の「赤ちゃんじゃない!」のエピソードといい、すごいお話、すごい盛り上がり方です。

ラスト。
よみがえっていく、不退転戦鬼軍団たち。

そして、G・さらば!

「素敵!!素敵!!」

と叫んでしまいそうになりましたよ。

たしかにそのとき、エンディングのテーマ曲として、不退転戦鬼軍団のテーマ曲が、わたしの耳に聞こえていました。

こんなに確かに、音楽がながれているマンガって、久し振りだ。

よかった!!