図解 宇宙船 F-Files8
ファンタジーから離れて、今回は、宇宙船がテーマでした。
でも、良かったですよ。
今は、宇宙開発がちょっと止まっている時代です。
まあ、宇宙開発には莫大なお金がかかるので。余裕がない。これは、あんまり平和でない証拠かも。
でも、スペースコロニーも、宇宙ステーションも、実現が見えてきた時代。
もっと、上をむいて歩いていかなければ。
全世界が…。
と思った「イーシャの舟」を読み終わった日でした。
カウンセラーあんまり信用していないわたしですが(笑)、アドラー心理学については、けっこう信じてきた今日この頃。
カウンセラーといっても、いっぱいジャンルがあるので、どの心理学を学んでるかによって、きっとカウンセリングの方法や、考え方も違うのだと思います。
でも、学校カウンセラーには、アドラー心理学が向いているかも。
この本を読んでわかったことは、アドラー心理学は、決して子どものためだけのものではないということです。
ただ、本当に悪い人間は、やっぱりいて、その人たちに対処することはできるかというと、難しい部分はあるなぁと思います。
あと、ふっとねぇさんの本棚を見るとアルフレッド・アドラーの本が1冊。
あ、相変わらず気が合うねぇ。
アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために (ワニのNEW新書)
岸見 一郎 / ベストセラーズ(1999/09)
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けっこう、人の感想を読んでいると散々ですねぇ(笑)
まあ、、「ヒカルの碁」と「DEATH NOTE」で、読者の年齢層が上がっちゃっているからかもしれませんが。そんなに、悪くないと思いますよ。
すごいストレートなヒーローものだし、今回、カフカには笑わせてもらいましたし。
これは、たとえ「世界の滅亡」とか、大きなお話がなくても、ちゃんと盛り上がるお話はかけるよというとってもよいお手本ですね。
安定してきた気がします。
この人の作品、強いしっかりものの姉の存在がいつもありますね。
エルザも、ナツの姉みたいなものだし。
えーと、「残酷な神が支配する」から後、この「バルバラ異界」は、購入はしていたけれど、ずっと未読のままでした。
まあ、1番の理由は、萩尾 望都は、読むのに体力と根性がいるからなのでした。
そのくせ、泥沼のように(?)一気に読ませようとするからねぇ。そして、一気に読みたいたぐいのお話だし。
ということで、夏で仕事も一段落した今の体力のある時期に、読んで置こうということで読み始めました。
えーと、凄い。
これは、あんまりにも陳腐な表現ですねぇ。
前作の「残酷な神が支配する」は、リアルな理解しやすい物語だったと思います。まあ、劇的なドラマの連続が、リアルといっていいのかどうかという問題はありますが。
エンターテイメントと人物の心の動きを両方バランス良くかいた物語でした。
それ以前の物語は、どっちかというとSF以外は、心理面にウェイトがおかれていたと思います1。
それが、変化してきたのが、多分わたしは、「あぶない丘の家」あたりだった気がします。
この作品は、日本舞台で、エンターテイメントで、登場人物がどう見たって日本人に見えなくて、でも面白くて、いろんな意味で「凄い」作品でした。
萩尾 望都のターニングポイントだったかも。
でも、ウケたかどうかはわからないので、
それから、一連のバレエシリーズがあったのかな。バレエシリーズあたりは、そのまま「残酷な神が支配する」の流れに続いている気がします。
短編なので、あれほどドラマチックではないけれど。
で、今回の「バルバラ異界」なのですが、近未来設定のSFです。そして、舞台は、日本です。
そうなんか、「あぶない丘の家」の流れを感じる。
というよりも、萩尾 望都の今までの作品の総決算な感じがします。
全4巻。
どんな話になっていくんでしょう?