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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の映画を見てきました。

今回、はじめて原作を先に読んでからの映画鑑賞でした。
きっと、だからだと思いますが、

原作の方がおもしろい!!

という思いが、どうしても先にたってしまいますね。

原作は、上下全2巻。
でも、読んでてちっとも長い感じがしなかった物語でした。というか、その分量の中に、ぎっしり大事な物語がつまっているという感じです。
それを2時間少しでまとめるのですから……。

ということで、映画の方は、もうストーリーを追いかけるだけで、精一杯といった感じです。メインだけ追っかけてディテールがすっとばされている感じです。
でも、ハリー・ポッターのシリーズというのは、ディテールの積み重ねで、魔法学校の世界をリアルに浮き上がらせるという部分が大きいので、そのあたりは難しいところです。

まあでも、この「省略しすぎやろう!」という感想は、原作を読んでいるせいで出てくる物であるので、もし原作を読んでいなかったら、それなりにスピーディーな映画と感じられたかもしれません。

あと、ダンブルアが、活躍するのですが、俳優かわったのは、やっぱり痛かった気がします。
今のダンブルドアは、若干、わたしのイメージよりも若くて、くすんだ感じがするのですね。リチャード・ハリスの方がよかった……。

ルーナは、もっと変な子な印象があります。でも、それは、変なシーンが省略されていたからで、イメージは、けっこうイメージ通りです。
なによりも、あのしゃべり方、声の出し方は、ルーナのイメージ通りでした。

さて、では以下、「省略しすぎやろう!」な、ツッコミどころです。
原作と映画を両方見た人だけおすすみください。

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春菊

デビュー直後の作品集ということで、ちょっと、ウケをねらっている感じなのが、アリアリな作品が多い気がします。

でも、この人の絵は、このころから、けっこう出来上がっているのですね。上手いわ。

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エリア88 5

安田さんが、30歳ぐらい。真たちが20代前半。
多分、リアルさからいけば、真たちの年齢は、どう考えてもおかしい。キムなんて16歳だし。
でも、読者がリアルに感じられる年齢としては、このあたりがギリギリだったのだと思います。少年マンガだし。

作者の中では、でも、安田さんとかの方が、リアルに感じていたんだろうなぁと思います。
おばさんとかいいつつも、心は、実はそっちにあったりする。

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毎日かあさん4 出戻り編

アルコール依存症は、不治の病と言われています。

でも、最後の日々を家族と一緒に過ごすために。彼は帰って来れた。

それは、奇跡みたいな話です。

もう、鴨ちゃんと西原のコンビが見られないのだと思うと……。

でも、それでも、家族の中に生きていくのだと思います。陳腐な表現だけど。

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Y十M7 柳生忍法帖

いよいよ、敵のまっただ中、会津へ。

しかし、おゆらとか、銅伯とか、乗っ取ろうと思えば、加藤 明成を倒して、会津を思うままにできそうな気がするのだが、なんで、そうはしないのだろう。
傀儡という感じてもないんですねぇ。