NANA-ナナ-16
なんか、ファンクラブの集まりのところでは、妙にリアルな物語を見た気がした。
そうやって、たしかに離れていくファンも多いよねぇ。それを止めることばできないけれど。
そして、気合いをいれて追っかけをしているファンの「純」さも見えた。たしかに、純じゃなければ、そんなことやっていないのかも。
ヤスと詩音は同じ指輪をしているのですね。美雨さんは気づいたようです。
こっちでも、ドロドロ展開が(笑)
なんか、ファンクラブの集まりのところでは、妙にリアルな物語を見た気がした。
そうやって、たしかに離れていくファンも多いよねぇ。それを止めることばできないけれど。
そして、気合いをいれて追っかけをしているファンの「純」さも見えた。たしかに、純じゃなければ、そんなことやっていないのかも。
ヤスと詩音は同じ指輪をしているのですね。美雨さんは気づいたようです。
こっちでも、ドロドロ展開が(笑)
多分、たった1つの言葉を伝えるためだけにかかれる物語があるんだと思う。
これが、そういうお話。
彼女こそが、ぼくの奇跡。
でも、待って欲しい。
彼女と出会っただけで、夢のような冒険が始まって、すべてが満たされてしまう。
そんな素敵な彼女。
でも、からっぽの自分は、何も変わっていない。
何も変わらないまま、しあわせになるために必要な彼女なんだから。
出会った瞬間から、ぼくを信じて、ぼくだけを見てくれる。
それはなんて都合のいい。
でも、西島 大介には、
「それは、全部フェイクだよ」
と言ってしまう悪意もある。
そんな都合のいいこと、みんなにおこるわけなくて、残される人間はずっと残される。
「どうでもいいさ」
とつぶやいて。
おおらかな、人たちだ。
まあ、それがテーマだからねぇ。
でも、そういうおおらかさは、とても大切だと思います。
2巻目は、1巻目に比べるとちょっと長い話が入っています。
ながくなると、わけわからなくなるかなぁと思っていましたが、雰囲気そのまま、きれいにまとまっていました。
現実とあちら側が、境界線なくまじりあった不思議な感じは、おもしろいです。
これから、追いかけてみたいマンガ家です。
これって、「COMIC IS DEAD」の収穫です。
五十嵐 大介 / 小学館(2005/01/28)
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どうも、エズラに端を発しているみたいですが、まだまだ、全体像は、見えてこない。
本当に、次の4巻目で完結するのだろうか?
SFは、かなりきっちりまとめてくるとは思うのですが、けっこう、投げ出して終わっちゃうかも。
火星が、どうからんでくるのかが、1番、わからん……。