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鵺姫真話

きれいにまとまっていく、タイムパラドックスものです。

普通は、「そうして歴史通り悲劇は繰り返された」か、「そうして彼らの活躍によって歴史は塗り替えられた」のどっちかの結論がでるとおもうのですが、この物語は、そのどってでもなかったです。

「時間」をテーマにしているとわかった時点で、かなり読めている部分もあるのですが、その分、現代の物語らしく、こんがらがった話になっています。
ちょっと、詰め込みすぎなところ、トントン拍子でお話が転がりすぎてしまうところはあるのかも。

でも、そういう世界設定うんぬんかんめんではなく、読み終わった後の感じは、

「あぁ、いいジュブナイルを読んだなぁ」

という気持ちです。

岩本 隆雄の新しい話(といっても、出版されたのは7年ほど前ですが)を読めて、素直にうれしいです。

「イーシャの舟」が好きといっているわりに、驚くほど純の印象が残っていません。たしか、小学生ぐらいのおんなの子が、イーシャの友だちだったような……。

すると、「イーシャ」は、「鵺姫真話」の前日譚ということになるのでしょうか?

次は、大好きな「イーシャの舟」の再読です。
楽しみですが、少しこわい気もします。

岩本 隆雄
朝日ソノラマ
発売日:2000-08
 

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FAIRY TAIL 1

「RAVE」が終わって、次はもう真島ヒロは読まないかなぁ……と、自分では思っていましたが、なんとなく手に取っていました。

惰性?

今ひとつの部分はあるのですが、なんか、手に取らすものがある気がする。

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NANA-ナナ-7

多分、目をつぶって、

「痛くない…」

と唱えれば、意識しなくなるぐらいの傷なのに、どうしても、そこに目がいってしまう感じがありますねぇ。

今のノブでは、奈々を理解しきれない部分があるので、このカップルは危険だと思います。

次は、なんと7.8巻だそうです。

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ツーリング・エクスプレス8

何回かかいたけど、ディーンって、本当にかっこよく見えているんだろうか?このあたりの感覚は、男女差があるのかもしれませんねぇ。

だって、けっこう性格、女々しいし、未練タラタラだし……。

見た目とは裏腹に、シャルルの方が男前です。

しかし、この物語は、番外編の方が、本編より大事な気がする。

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CLAYMORE12

モンスター退治のお話が、かなり複雑に絡み合った話に進化してきました。
いろいろ過去編が平行して進行していて、ときどき、「今の」話を見失いそうになります。

でも、今回は、しっかりと「今」でしたね。

あれから7年というのは、かなりビックリする時間経過ですが。