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ラヴクラフト全集7

1巻目を読んだのは、大学時代に郵便局でアルバイトしていたときという記憶があるので、少なくとも15年以上はたっているということです。
その間に、クトゥルー神話も、だいぶんメジャーな存在になってきたなぁと、ちょっと感慨深いです。

さて、恐怖ものというか、コズミックホラーから読み出したラヴクラフトですが、実は、わたしが1番、性にあったというかしっくりきたのは、実は、夢の国の物語群でした。

この7巻は、その夢の国の物語や、ホラーの習作という感じの作品が集まっています。
有名どころは訳し終わっていて、小粒な作品です。

ただ、夢の国の物語とホラーとを繋ぐような作品も、けっこう収録されていて、それなりに楽しめました。

ハワード・フィリップス・ラヴクラフト,Howard Phillips Lovecraft,
大瀧 啓裕
東京創元社
発売日:2005-01-22
 

日向武史,読書あひるの空,スラムダンク,マンガ,リアル,日向 武史,講談社,講談社コミックス

あひるの空6

4人バスケットボールの経験者で、1人が穴。これは、「スラムダンク」でも、一緒のパターンでした。
でも、「スラムダンク」の場合は、その1人が主人公ということで、かなりドリームな展開も許されていたと思います。

でも、このマンガの場合は、本当に、穴な感じです。リアルだ。控えにいた人間が、ちょっと試合に出ただけでも、ものすごく疲れてしまうというリアルや、やっぱり、活躍できないというリアル。
そして、

「それでも、充分なことは出来ないけれど、3分間だけでも、自分のできることを精一杯しよう」

と思うことのリアルが伝わってきて、すごくいい。

しかし、勝てるのか?
試合は続きます。

うすた京介,読書うすた 京介,ジャンプ・コミックス,ピューと吹く!ジャガー,マンガ,集英社

ピューと吹く!ジャガー12

普通とギャグというのは、相容れないような気もしますが、なんか、ジャガーさんは、普通のギャグマンガになってきたな。
うすた 京介のギャグマンガは、ストーリーがあるところが、けっこう好きなところだったのですが。
もちろん、ハマーさんとかは大好きで、見ていると楽しいのですが。ちょっと不満も残る。
まあ、そこが、他の「マサルさん」や、「武士沢レシーブ」と違って、12巻まで続く理由のような気もしますので、一長一短かもしれませんが。

河惣益巳,読書ツーリング・エクスプレス,河惣 益巳,白泉社,白泉社文庫

ツーリング・エクスプレス7

番外編と特別編の1冊(笑)
といっても、このストーリーのなかでも、しっかりと時間はながれて、人間関係の変化はあるので、物語の重さ的には本編と変わらないと思います。

というか、むしろパターンにある程度縛られている本編よりも、わたしは、こっちの方が、キャラクターの素顔が見える感じがして楽しめました。

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NANA-ナナ-2

1巻は、プロローグ。奈々とナナが出会うこの巻から、本当の物語は動いていきます。
これが、すごくいい。

奈々の回想っぽいモノローグが、ところどころではいるのですが、それがわたしには、なんとなく、もういない友だちに話しかけているような感じがします。
ただ、これは、人によって受け取り方は違うのかもしれません。
まるで友だちがとなりにいるようにと感じる人もいるのかも。

奈々とナナの対比がおもしろいです。
自分の話ばっかりしている奈々。でも、その話を振ったりしているのは、ナナの方なんですよねぇ。

だから、実は、奈々の方が一緒に住みたがっているように見え待てすが、同居人が見つかってホッとしているのは、実はナナの方じゃないかと思ったりします。

しかし、このマンション、無人なのか?
大丈夫か?コンサートって。