いい男に見え隠れする若干の狡さ

シンクロオンチ!4

「シンクロオンチ!」も、これで完結です。
2巻から3巻を読むまでの間に、まるまる「GENJI源氏物語」が入っていたりで、たった4巻ですが、けっこう時間かかりました。

さて、このマンガ、女の子のたまちゃんの気持ちで読むと1、コンプレックスも含めて全部愛してくれる人が見つかって、よかったねーーという感じなのです。が、しかし、男のコーチの気持ちで読むと、なんか、若干、狡さが見える気がするのです。

狡さっていっても、コーチって、もてたいからかっこつけているみたいないやらしいところはないんです。好きなことに真剣に取り組む体育会系いい男(笑)
でも、なんで、たまちゃんを選んだの……と考えると。

えーと、ある意味、えらび放題だじゃないですかろ。そのなかから、あえてたまちゃんを選んだ理由というのが、なんとなく見えちゃう気がする。まあ、これは、わたしの解釈だし、もてない男のヒガミも若干はいっているかもしれないんですけどね。

積極的に恋愛に動くタイプの人ではないので、もちろん、たまちゃんからラブラブアタックがあったからというのはあったと思います。でも、そんなのは、他の人からもあったはずでしょう。
でも、あえてたまちゃんを選んだ理由。

多分、赤裸々モードのせいなんだと思うんです。
あの隠し事がないという安心感が、コーチにとっては大きかったのでは。

「変なとこが気に入った」

と言えば、なんか欠点を受け入れているみたいで聞こえはいいのですが、自分の心配をあらかじめカットしちゃうために、もともとそういう安心できる人を選んだという感じがしないでもない。

だとすると、けっこう気が小さいぞ、コーチ。

まあ、コーチの方は、もともと「恋に落ちた」わけではないみたいなので、それでも仕方ないのかもしれませんが。一緒にいることで、育っていくものもあると思うし。

でも、そう考えると、この2人って、これからも色々と波乱がありそうな感じですねぇ。

まあ、そんな感じで不満めいてかいておりますが、この巻もおもしろいです。なんか、ミステリー仕立てで楽しめました。

  1. わたしの読書方法は、感情移入です。で、感情移入できる物語をおもしろいと感じるようです。キャラクターが男でも女でも、関係ありません。 []