杉浦日向子,読書杉浦日向子の江戸塾,PHP文庫,PHP研究所

杉浦日向子の江戸塾

これを読んでも、

「江戸って素敵!!」

とか、

「江戸に住んでみたい!!」

とかは、思いません。
わたしは、やっぱり、田舎ものですから。

でも、江戸の街が、他の街とは違って、ものすごく「変」で、雑多で、いろんな意味で、魅力的な街であることは、とっても伝わってきます。

だから、杉浦日向子は、江戸のことを研究するのに一生を捧げたんだなぁと……そっちの方が、感慨深いものがあります。

読書,雑誌,comic新現実エヴァンゲリオン,マンガ,大塚 英志,新世紀エヴァンゲリオン,角川書店

comic新現実5

裏表紙の「新世紀エヴァンゲリオン」のコミックの広告のアスカを見て、この線は、卑怯だと思う…。

なんだろう?物語の中に、「男の子の夢の女の子」と「生身の女の子」がいて、多分、このアスカとかは、どっちかというと、理想の方に傾いていると思う。
でも、男の子の思惑通りに動かない「何か」を感じさせる絵です。

少年マンガは、どっちかというと、「理想」を追いかけるので、こういうのがかけているのは少ないです。

あと、鈴木 邦男、右翼でもなんでもない、けっこういい人に見えるという……。

菊地秀行,読書ジュブナイル,菊地 秀行,角川文庫,角川書店,13,13のラブ・ソング

13のラブ・ソング

「香水」みたいに、ちゃんとオチのある話以外は、どこか素人っぽい印象が残る短編集でした。
まあ、もちろん、素人にこれが書けるかというと……多分、全然、無理なんだと思いますが。

その素人っぽさが、作品のむずがゆいような「恋愛」似合っていて、いい雰囲気でもあります。

でてくる登場人物は、大人ぶって、どうしても人と距離をおいちゃう部分、すかしちゃう部分があるのですが、多分、それは、ナイーブさの裏返しなんだろうなぁと思えます。

同じ感じの菊地作品で、「風の名はアムネジア」とか、「インベーダーサマー」とかありました。ただ、あれほど素直に入ってはきませんでした。
なんでかなぁと思ったけど、あっちの方が受け入れやすく感じたのは、多分、あれがジュブナイルだったからだと思います。読んだのも、それがピッタリくる年齢だったし。

だとすると、わたしは、あんまりあれから成長してないのかもしれません。

プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子どもゲーム会,セット,ニムト,ハイパーロボット,ハンカチ落とし,ピット,フォレロッテ,マンマミーア,ロボット,子ども

マンマミーア

「その5」はいつあったかというと、2003年の3月でした(笑)

今年になってから、しばらくしていなかった子どもと30分ほど遊ぶのを再開しています。

「フォレロッテ」、「6ニムト」、「セット」、「ピット」、「ハンカチ落とし」などのカードゲームが中心です。
たまに、「ハイパーロボット」なんかもやっていますが。

まぁ、人数が、けっこう多くなったり少なくなったりということで、多くなったら、「セット」や、「ピット」や、「ハンカチ落とし」が活躍します。
「6ニムト」も、多人数でできるのですが、ちょっと、遊んでいる机がめちゃくちゃ小さいので、たくさんいる時は、避けている感じです。
↑ 机の上にカードを展開することはできるのですが、人が机のまわりにあつまりきれないので、カードをオープンした時、ざっと見渡すことが出来ないので。

で、人数が少ないときまの最近のお気に入りが、「マンマミーア」です。
最近は、はじめて遊ぶ子がいてもあんまりインストしないので(笑)30分で、ほぼ、ギリギリ3ラウンド目までフルで遊ぶことが出来ています。

インストは、1分くらいですませます。

「ピザの生地があると思ってください。
みんなで、いろんなトッピングをおいていきます。トッピングは、同じ種類だったら、何枚入れてもいいです。
材料が全部そろったと思ったら、自分の番に、材料と一緒に、ピザのカードも入れます」

だいたい、インストは、こんなものです。
はっきりいって、これぐらいのインストで、「理解できるわけがない!!」

いいんです。やればわかる。やればわかるから。

ゲーム会とかで、一期一会なゲームだと、そういうわけにはいかないですが。
何回も、何回も、繰り返して遊ぶつもりなら、それでもOKなんだと思います。

何回も遊んでいるうちに、ルールも、コツも覚えてきます。

やっていると、子どもなりの作戦というか、性格が見えてきて面白いです。

確実に数えて、できそうなレシピだけを入れていく子、なんでもかんでも豪快に入れていく子、自分のレシピに関係あるカードだけを1枚ずつ入れて、けっこう他力本願にピザを作っていこうとする子。

はじめは、慎重派の子のレシピがなかなか完成しなかったのですが、最近は、その子の勝率が、ぐっと上がってきたりしています。

というような書きかけのレポートを3月あたりに書いていました。

それから、まだだいぶん状況がかわってしまいました……が、子どもとは、遊び続けています。

もったいないので、ここのでアップしておきます。

夢枕獏,板垣恵介,読書イブニングKC,夢枕 獏,板垣 恵介,講談社,餓狼伝

餓狼伝18

特に今から楽しみなのが、神山対姫川ですねぇ。

順当に考えると、姫川が勝つと思うのですが、どういう勝ち方をするのでしょう。
あてない神山に、あてない姫川が勝つ。それでは、あんまりにも、簡単過ぎか?

きっと、神山があてざる得ないような試合になっていくのだと思います。