白倉由美,読書ニュータイプ100%コミックス,白倉 由美,角川書店,贖いの聖者

贖いの聖者

無垢ななにかが、ぼくたちを救ってくれる。
そういう物語が、消費されていた時代だったのです。

でも、現実には、すがられた無垢なものは、耐えきれなくてつぶれちゃう。
救済の物語は、すがる側だけしか理解できないものであったりしました。

そんな中で、すがるのではなくて、捨てていき、自分の足で立つことで、自分自身をすくっていこうというこの物語は、とても、新鮮でした。
けっして、成功しているとは、いえないけれども。

やっぱり、ついていくことは、メチャクチャ魅力的に見えます。
ここではないどこかに、だれかに手を引いてもらって。

その誘惑は、なんどでも、なんどでも、人を襲います。

大場つぐみ,小畑健,読書ジャンプ・コミックス,マンガ,ミステリー,大場 つぐみ,小畑 健,集英社,DEATH NOTE

DEATH NOTE 10

なんか、あんまりにも途中なので、感想がでない……。で、今見返したら、このマンガ、字が多いですねぇ。

推理ものというか、ミステリーというか、こういうジャンルは、どうしても字が多くなるようです。

吉野朔実,読書吉野 朔実,小学館,小学館文庫,ECCENTRICS

ECCENTRICS2

うーん、結局、先輩と比良坂は、同じ人なんだろうか?
ここでも、「その人」というのはなにかという問いにぶつかります。

つぶれていたのが「天」だとすると、「劫」と同一人物だと考えることに、彼は実は疲れていたのでは?
多分、つぶれていたことは、劫の方は、知らないんですよねぇ。

うーん、ラストシーンも、謎だ。

塩崎雄二,読書ワニブックス,一騎当千,塩崎 雄二,歴史,GUM COMICS

一騎当千10

呂蒙の過去編が、終了します。
眼帯の謎も、いちようとけた感じです。

しかし、歴史通りにすすむのなら、妹か弟として、孫権があるはずなんだが……。
まあ、現世には出現していないというセリフもあるので、その通りというわけには、いかないんでしょうけどね。

吉野朔実,読書吉野 朔実,小学館,小学館文庫,ECCENTRICS

ECCENTRICS1

記憶喪失のお話……かな。二重人格か。
うーん、記憶がその人を形づくるとすると、記憶がなくなるとその人ではなくなるのか?

それから、双子が出て来ます。
こっちは、2人ともが、2人いるけれども同じ人物だと主張します。
記憶が一緒ならば、経験が違っていても、同一人物だといえるのか?

混乱を愛してということは、自分を全部うけいれということなんでしょうか。