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N・A・S・A 浦沢直樹短編集

短編集なのでしかたないのかもしれませんが、なんというか、面白いような、イマイチもりあがりのないような。

面白い要素はいっぱいあるのに、ここでおわるのか~みたいな感じです。

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comic新現実1

大塚 英志プロデュースのマンガ誌。
「まんが専門誌」といいつつ、対談とか、小説も多いです。
はじめから、6号までと決めてやっていて、実は、もう6号まですべて出ています。

わたしは、京都の本屋さん「談」の2階で、バックナンバーをそろえて、ゆっくりペースでみんな読んでいます。

えーと、個人プロデュースの雑誌といえば、小林よしのりの「わしズム」とかがあるなぁ。

極端な右と極端な左は、結局、最終的には、同じところにたどり着いてしまうのでしょうか?

かがみ あきらは、ものすごく大好きで、ものすごく才能を信じていたので、死んだと聞いたときは、すごくショックでした。

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バガボンド21

時間の密度が、あいかわらずすごく濃いです。
完結するまで、どれぐらいかかるんだろう。

吉川英治の「宮本武蔵」は、佐々木小次郎との巌流島で終わるのかな…たしか…。
ちょっと、読んでみた気にさせるマンガです。

吉岡一門との因縁の対決。人のからみ方もおもしろいです。

柳生とは戦わないのかな?

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10月の「おてばん」に参加してきました。
今回は、12時すぎるまでに家に帰ってこれました(笑)

遊んだゲームは、

「マガロン」
「カタンのコーヒー」
「ヒマラヤ」
「ウボンゴ」(マスターピース)
「インシュ」

「マガロン」、意外と遊べました。
ゲーマーばっかりで邪魔をしあうと、終わらなくなるかも……。
けっこう、子どもとかでもできそうでした。

「カタンのコーヒー」は、航路を引きまくるということで「木」の重要度がけっこう最後まで高かったです。
うーん、普通のカタンなら、今日の資源の出方……「鉄」の爆発具合なら、トップになっていてもおかしくないのだが……。
まあ、マップを見て、ルールを聞いた時点で、そこので理解して初期配置しないといけないのかも。

「ウボンゴ」(マスターピース)は、惨敗でした。
1分間の制限で、1問しか解けなかった……。でも、おもしろい!!
「ウボンゴ」(マスターピース)が出来るのは、(今のところ多分)「おてばん」だけです。((「シュピールプラッツ」でも、出来るのかな?))

「インシュ」は、今日やってみて、なんかいろいろなブロックの仕方があるんだなぁと改めて感心しました。
ちゃんと終了に向かって動いていくギプフ・シリーズのゲームは、やっぱりよくできているなぁと思います。
不思議なテイストで奥は深いので、まだまだですけどね。
めずらしくこの手のアブストラクトで勝てました。

なぞのゾンビのゲームとか、なぞのメンコみたいなアクションゲームとかのゲームの卓も立っていて、いつも、バリエーションに富んでいます。

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山ばあばと影オオカミ

山ばあばと影オオカミ
えーと、子どもへの本の読み聞かせクラブみたいなところで、子どもに読み聞かせながら自分も読んだ本です。

もっと説明すると、多分わたしの子どもの頃からあった気がする京都新聞社主催の「お話を絵にするコンクール」の本年度の小学校中学年の課題図書に選ばれた本です。
毎年、わりとこ「お話を絵にするコンクール」のラインナップをみているのですが、けっこう絵にならないというか、絵にしにくい本が選ばれているような気がするのは、気のせいでしょうか?
まあ、子どものお絵かきクラブみたいなところで、毎年、このコンクールの絵を描かせているので、特にそんな風に思ってしまうのかも。
まぁ、最近は、けっこう描きやすい(描かせやすい)のも、2、3点あります。これも、わたしの教え方のパターンがある程度決まってきたからかもしれません。

で、いろいろある課題図書の中から、絵になりそうなのをさがして、子どもに紹介して、絵に描かせるわけです。

うーん。おもしろくて、アクションがあるのがいいなぁ。
高学年の課題図書には、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの「魔空の森ヘックスウッド」とか、エミリー・ロッダの「ふしぎの国のレイチェル」、タモラ・ビアスの「冒険のはじまりしとき」など、おもしろそうなの1が並んでいます。

でも、今年のわたしの担当は、中学年……。
なぜか、中学年は、海外の作品が1つもない。どういうセレクションなんだろう(笑)

で、しぶしぶという感じで選んだのが、この小川 英子の「山ばあばと影オオカミ」でした。

で、子どもたちに絵を描かすために、本の紹介をするわけですが……。
えーと、低学年の子どもたちのための課題図書は、ほとんどが絵本です。この場合は、すぐにその場で読んであげることが出来ます。
ちなみに去年は低学年の担当で、エミリー・ホーンの「しつれいですが、魔女さんですか」なんてのを読み聞かせした思い出があります。

高学年になると、読み聞かせるのは、はっきりいって無理です。あらすじだけを言って、絵になりそうなシーンを紹介します。
今年の課題図書だと、もったいなさそうですが……というか、ダイアナ・ウィン・ジョーンの本のあらすじを正確に子どもに伝えられる人なんているんでしょうか……ブルブル。

で、中学年の本は、すごい微妙です。絵本じゃないので、まともに読むと2、3時間ぐらいはかかります。
うーーん。でも、2、3時間。一気には無理ですが、読めない時間じゃないんですよねぇ。

ということで、子どもより先に、ちょっと拾い読み。
と思ったら、これが、けっこうおもしろい。ばあば登場から、なーんか、いいのです。

それで、急遽、子どもへの本の読み聞かせクラブみたいなのをひらいて、1日、1時間弱ぐらいの時間を3日つかって、子どもたちに読み聞かせをしたわけです。

子どもにも、ウケてました。

「続きは、明日」

とかいうと、

「えーー」

という声が出ていました。
それぐらい、ドキドキするお話です。

なにがよかったかというと、もちろん優しいだけではないおばあちゃんと太との関係もよかったのですが、わたしにとっては、デパートのシーンですねぇ。
影オオカミをやっつけるアイテムをそろえるために、デパートに買い物に行くわけです。
それで、

「影オオカミ撃退用ののりをください」

なんて、店の人に言うわけです。その店の人は、実習生で、ばあばがなにを言っているかさっぱりわからないのですが、デパート創業当時からいるという定員さんがでてくると、すーーっと、話が通じたりしちゃうんです。

その世界の作り方が、なんともいえず素晴らしい。

それから、影オオカミのかかれかたも、結構好きでした。なんか、悪いヤツなのですが、どこか、孤独で滑稽な影があって、不気味で、憎めないのです。

ばあばも、影オオカミをやっつけるすごい人なんですが、この年になると、相手を憎むよりも、スポーツを楽しむように命がけの戦い(笑)を楽しんでいるみたいなところがあります。

というわけで、子どもたちは、影オオカミたちが、月光をあびて自分たちの仲間を増やしいていくという「双影まつり」のシーンを絵に描きました。

冒頭の絵が子どもが描いた作品の1つです。

  1. 実際に読んだわけではないけど、自分でも読んでみようかなぁという好みな作品です。 []