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どきどきワクワク相性チェックゲーム

終盤にさしかかっている「ドスリオス」は、まだ続いています。
まわりは、すっかり、「看板娘」の多人数プレイのセットアップが、終わっています。

「あと、どれぐらいですか?」
「うーん、あと3ターンぐらいで終わるかな……」

泥沼の戦いも、本当に終盤戦になってきているようです。

その間に出来るかなということで、「どきどきワクワク相性チェックゲーム」を教えてもらいました。
ゆうもあゲーム会・京都では、見たことのあるゲームですが、遊んだことはなかったゲームです。

「うーん、スタートから全部やると、ちょっと長くなっちゃうかな」

と言うのは、教えてくださった方の言葉。まあ、「ドスリオス」が終わるまでということで。

2人1組になって遊ぶのが基本のゲームです。

グッパで、チーム決め。
なんせ、題名が、「どきどきワクワク相性チェックゲーム」ですから、できたら、女の子と組みたいところ(笑)
このときは、男3人と女の子1人でした。
まあ、完全日本語化されている日本での題は、こうですが、もとのゲームの題名は、「Compatibility」1ということで、あんまりこだわらなくてもいいような気もするんですけどね。

「グッパでホイ!」

と言うことで、男とでした……。
いや、これは、ある意味ラッキーかもしれません。ほら、男女で組んで「相性最悪」とかだとまずいでしょう……(と、自分にウソをつく)。((まあでも、このゲームやってみると、別に自分と同じ組じゃなくても、相性(と言っていいのかどうかわかりませんが)があってるかどうかわかることが判明しました。))

まあ、ものの考え方や、感じ方は、性別や世代によって違ってくるので、同性同士で、しかも年齢差が小さいこっちの方が、きっと有利だ。

自分のコマの色を選んで、パートナー(爆)のコマと手をつながせて(いや、足だったかな)、スタートマスにおけばゲームの始まりです。

先にゴールまで進んだカップル(まあ、いいや)が勝ちという、けっこう単純なすごろくゲームです。
で、コマの進み方が、どきどきワクワクの相性チェックになっている訳です。

プレーヤーは、それぞれ、自分の色のカードを1セット渡されます。
このカード、いっぱいあります。えーと、持った感じでは、1人分がトランプ1セットぐらいあったかな。
「ピエロ」とか「オフィス街」の写真や、「あやしい親父の顔」の絵とか、「収入」とか言葉が書いてあるのとか、赤とか白とか黒とか色で塗りつぶしてあるのとか、いろいろなカードがあります。
全員、持っているカードの中身は、同じです。

まず、お題のカードをめくります。
お題のカードには、6つの言葉が書いてあります。サイコロをコロコロっと振って、そのなかから、1つのお題を選びます。

さて、プレーヤーは、そのお題から連想するカードを、自分の手持ちのカードから選んでふせておきます。
このとき、ふせるカードは、今自分たちが止まっているマスにかいてある枚数だけふせることができます。

だいたい、最初の方は、たくさんふせられて、後になるほどふせるカードが少なくなっていく感じでした。
最初は、サクサクすすんで相手の傾向を読んで、後半はちょっと難しくなる感じかな。
若干、そうでもないところもありましたが。

自分のパートナーと、同じカードを出せば、コマをすすめることが出来ます。
同じカードが1組でるごとに、2マス進めます。
カードを出す順番も、重要です。なんと、カードの内容と出した順番が一致すると3マス進むことが出来ます。

さて、2人の考えがきっと一致するというときは、「ダブルアップ」というカードが、ゲーム中で1回だったか、2回だったか使えます。
「ダブルアップ」を使って、カードの内容と出した順番が一致した場合は、なんと一気に倍のマス進めることが出来ます。

とまあ、こんな感じです。
ルールは、すごい簡単です。子どもでも、まあ、ちょっとお題の方を考えてあげれば出来るんじゃないかなぁ。
実際、けっこう、子どもたちにも、人気あるみたいです。

それぞれに、それなりになっとく出来るようなカードが出てくるからおもしろいですね。

「南極」というお題に、ペンギン。

「いや、これは、どうみてもペンギンとちゃうやろう」

あたりは、お約束(笑)

「仕事」のお題。
わたしの仕事は、子ども関係。でも、ここは、一般的にビジネスで攻めた方がいいのかな?
と考えて、ビジネスチックなカードを集めてみると、パートナーの方は、こっちの仕事を知っているので気を使って子ども関係で集めていて合わなかったり(笑)

そうか、合わせてくれているので、気にせずに行こうと思うと、本当に全然合わなかったり(笑)

「このお題で、カード5枚って、何選べというの……」

というお題があったりします。

お題は、「結婚」。

なんか、結婚式の写真みたいなのがあるので、それはみんな合いやすい。
うーん、結婚したら、子どもができるから子どものうつってる写真。なんて、気の早い人もいます。

それぞれの人生観が出ているようで、それなりにおもしろい。

なんで、そのカード?というやつは、問いただしてみたくなります。

そして、その時、年長者が1番最後にめくったカードは、「十字架」

それは、結婚は人生の墓場という意味ですか?
ただのことわざでしょうか?
長い人生、なにかあったのでしょうか?
それとも、十字架のある結婚式場のチャペルをイメージしただけでしょうか?

ブルブル。こわくて、聞けません……。

これ、サイコロを振ってお題が決まったら、全員でカードをふせていくわけです。
だから、ゲームとしては、パートナーのカードと自分のカードをくらべるわけですが、他のプレーヤーとも、どれぐらいあってるか、見ればわかります。

「お墓」というお題が出たときに、みんなが、

「あぁ、これは、このカードしかないよね」

と言って、カードをふせます。
わたし1人が、

「???」

まあ、死んだら真っ暗だから、黒いカードを出しておこう。
で、みんなが、1枚目のカードをめくると、「十字架」の写真のカード。

「あぁ、十字架って、お墓やねぇ」

わたしは、日本式の石のお墓と卒塔婆の姿しか思い浮かんでいなかったという……。

そ、そんなんが、何問もあると、思います。

わたしって、一体……。

負けました。
有利とちごたんかい!

あ、相手の相性がよかったわけではないやい。

ただ、わたしと組むと負けるだけ……。
いや、それも、最悪やん!

いつも同じパートナーとやっていると、強くなるかもしれません。
いや、それ、おもしろないやん!

いいパーティゲームです。
名前変えて、どっか出しなおさないかなぁ。

こういうゲームが、再販されるべきだと思います。

最初、ちょっと長すぎるかなぁと言っておられましたが、そんなことなく、最後まで楽しめました。

「ドスリオスは、どこまで進んでいますか?」
「あと、2ターンぐらいかな」

さっきから、ゲーム1つ終わる間に、1ターンしか進んでないのだろうか?

  1. 「適合(一致)性」とかいう意味で、まあ、どれだけ人と同じかということですね []

かわぐちかいじ,読書かわぐち かいじ,ジパング,モーニングKC,戦争,講談社

ジパング16

戦争を終わらせるために勝ちたい。
でも、勝てば戦争は終わらない。

必要なのは、敵。
それが、本物であるかどうかは問わない。

そうして、ズルズルと連鎖は続いていく……。

北原文野,読書マンガ,北原 文野,夜は歌うさざなみ,月は銀の帆船,瞳に映るは銀の月,秋田書店,Pシリーズ

瞳に映るは銀の月 妖精計画 Pシリーズ

好きなマンガ家のタイプは、2種類あって、本当にストーリーやマンガそのものに感心してしまうタイプと雰囲気が好きなタイプがあるのだと思います。
まあ、たまにというか、作品によっては、それが両立しているものもあるのですが。

で、北原文野は、どっちかというと、ストーリーに感心するというよりも、雰囲気が好きなタイプだと思います。

実際、このマンガ自体も、たいしたエピソードがあったり、盛り上がったりするわけではありません。
でも、わたし的には好きだし、おもしろいし、続いてほしいなぁと思います。

このあたりは、「Pシリーズ」が、いろいろな雑誌を転々としながらも、ずっと続いているシリーズだという魅力もあるのかも。

あと、この人、題名つけるのが、うまい。

今回の「瞳に映るは銀の月」も、いい題名だと思います。
「月は銀の帆船(ふね)」とか、「夜は歌うさざなみ」とか、思わず手に取りたくなります。

川原正敏,読書川原 正敏,政治,海皇紀,講談社,講談社コミックス

海皇紀22

まあ、こういうことは、けっこう日常的におこっているのだろうなぁ。
せめて、引っぱる方にはまわらないように……。

津田雅美,読書彼氏彼女の事情,津田 雅美,白泉社,花とゆめコミックス

彼氏彼女の事情10

キャラクターが立つというのは、そのキャラクターが誰に対しても同じ態度で振る舞うことを意味するのではなくて、対するキャラクターによって、見せる面をどんどん変えていくということなんだなぁということをこのマンガを読んでつくづく思いました。
そして、その微妙に違うリアクションの中に、1本通ったものがある。

このあたりは、誰に対しても決めゼリフとかを言わなければならない少年マンガはちょっと苦手なところかも。

今回は、そのままドロドロ編にいくのかと思うと、修学旅行編。
そして、修学旅行でのキャラクターの組み合わせは、全然、想像しなかったような組み合わせで、そこにとても感心しました。
うまい。

あと、小さい真秀がとってもカワイイ。